何年も交流がなかった人から年賀状が届いた。そんなときは、親しかった頃を思い返して懐かしい思いになります。
早速こちらも年賀状の返事を…としたいところですが何かと忙しくて落ち着いて書く時間が取れないこともあるでしょう。
そんなときには「年賀状の返事はいつまでに出せばいいのか」を覚えておきましょう。
年賀状の返事はいつまでに?
すぐに書けるなら、元旦だとしても返事を書いて投函したいところです。どうせ家族で正月番組を見ているだけなんだから、時間はたっぷりあるでしょう。
でもそういうときに限って親戚へのあいさつ回りや初詣などで時間が取れないときってありますよね。だからいつまで返事を出せるのか、一応頭の片隅に入れておくと焦らずにすみます。
気がついていますか?ポストは年を越しても年賀状を受け付けていることを。そう年賀状専用の投函口は7日まで設置されています。だから年賀状の返事を出せる(投函できる)のは7日までです。
ただし、地域によってはもっと早く専用投函口がなくなっているかもしれないので注意してください。
年賀状を1日に出すといつ届く?
普通のはがきだと、早ければ翌日には到着します。
年賀状の場合は1日についても2日に着くとは思わないでください。それどころか5日や6日という場合もあるります。
年賀はがきは、前日に集荷した分を翌日に配達する仕組みです。なので2日はかかるだろうなとみなければなりません。つまり1日に出したら到着するのは3日です。
でもこれは配達先が近い場合です。県外の場合にはさらに日数がかかるので、5日くらいは見ておいた方が良いでしょう。つまり1日に出したら到着するのは6日です。
さらに郵便局の役割の違いや曜日の関係で、1日くらい前後するかもしれないことは予想しなくてはいけません。場合によっては、ゆうゆう窓口に持っていくなどの工夫が必要です。
参考:年賀状が元旦に届くのはいつまで?何時まで?ゆうゆう窓口が最後の望み?
年賀状が7日を過ぎたら?
本題の前に「正月っていつまで?」についてです。
専用投函口が設置されているのが7日までなのでなぜなのかというと、松の内が7日までだからというところに根拠があるとみています。
松の内というのは、簡単に言うと門松のような正月飾りを飾っている期間のことです。正確には6日の夜か7日朝に片付けるます。
# いや大雑把すぎんだろ、年神様をお祀りする期間だろ!とか突っ込まれそうですが、
# 見た目でわかりやすいということで許してください。
関東では、その松の内が7日なのと、年賀状の投函口が7日なのは無関係ではないでしょう。年賀状に関しては「7日までは正月」として考えても良いはずです。
関西だと松の内は15日までなので、そのあたりの感覚はどうなのでしょう?
# 正月は1月中ぜんぶだ!とかチャチャは入れないでください。優しくしてください。
さてここからが本題。
気になるのが、出す側は7日(正月中)に済ませているが、受け取る側は7日過ぎ(正月終了後)に受け取るという場合です。
バースデーカードやクリスマスカードを誕生日後、クリスマス後にもらったら「あ、ああ…」としか言いようのない微妙な空気を感じませんか?マナーとしては間違っていなかったとしても、気分として。
受け取る側のことを配慮するなら、遠方への返事はできるだけ元日中に投函することを心がけたいと思うのですが、どうでしょう。
ちなみに、7日を過ぎると年賀状から「寒中見舞い」に変わるので、あえて7日過ぎに寒中見舞いとして出すという選択肢もありますね。
まとめ
年賀状を返事を出すにはいつまで可能なのか、いつまでがいいのか、について書いてみました。
- 地域にもよるが、専用投函口は7日まで設置されている
- 年賀状は到着まで早くても2日後、遠方なら5日後くらいかかる
- 受け取る側が松の内(1/7)を過ぎて年賀状を手にすると微妙な空気になりそう
- 松の内(1/7)を過ぎて出すのは寒中見舞い
できるだけ早いうちに年賀状の返事を書き、投函することをおすすめします。
今後付き合うつもりがないならスルーするとか、親しい間柄なら年賀状出す前に知っている番号に電話をかけてみるとか、そういうのも良いでしょう。