いまやシリアルやグラノーラは朝食の定番です。同じシリアルの仲間のミューズリーはまだですか？
もし健康のためにシリアルやグラノーラを食べているなら、ぜひミューズリーへの置き換えを検討しましょう。あんな糖分の塊よりも自然の甘みだけのミューズリーの方が健康的ですよ。
飽きてしまわないように、牛乳や豆乳をかけて食べる以外のバリエーションも紹介します。
ミューズリーとグラノーラでダイエットに向くのはどっち？
ミューズリーは、シリアルの一種で栄養のバランスがよく、ダイエットにも適しています。健康志向が高い人に人気が高い食べ物です。外国の有名女優にもファンが多いことでも知られています。
ミューズリーはオートミールに使用されるオーツ麦などの穀物に、乾燥したレーズンなどのドライフルーツや、ナッツ類を混ぜたものが主流です。牛乳をかけて朝食に食べる人が多いですが、咀嚼（そしゃく）の効果が高いので少量でも満腹感があり、満足感が持続します。
似たシリアルにオートミール、グラノーラ、ブランなどがあります。オートミールはミューズリーの基本となるもので、外皮を取り除いたオーツ麦を蒸してから圧縮して乾燥させたものです。そこに乾燥したレーズンなどのドライフルーツや、ナッツ類を混ぜたものがミューズリーです。
さらにハチミツや油脂、シロップなどを混ぜてオーブンで焼いたものがグラノーラです。ブランは小麦などの挽いたあとに残る外皮です。ミューズリーはグラノーラよりも甘味・カロリーが少なく、オートミールよりはドライフルーツなどのおかげで食べやすくなっています。
日頃から摂りにくいとされている食物繊維やミネラルなどを豊富に含むので、外食などが多い人や片寄りがちな食生活を送っている人には、朝食に置き換えるだけで栄養素が摂りやすい食品です。
甘く味付けされている食べやすいグラノーラは、実体験からも美味しいからついつい食べてしまうことがわかっています。その点、ミューズリーは甘みはほとんど添加されていません。
自分の都合に合わせて後から付け足すことができる点でもダイエット向きと言えるでしょう。食べるダイエットをしたいなら、ミューズリーのような存在は欠かせないのではないでしょうか。
ミューズリーの栄養成分は？
ミューズリーは、スイス生まれのシリアルの一種です。 グラノーラと似ていますが、グラノーラはアメリカ生まれたシリアルという違いがあります。
生まれた国が違うという以外には、穀物に火が通っているかいないかということと黒糖やハチミツを 混ぜている点が違います。 原料はオーツ麦(穀類)を基本にして、ナッツ類、シード類(種子)、ドライフルーツなどを入れて無数のバリエーションを作ることができます。
ミューズリーはほとんど甘くありません。穀類を加熱しないもので糖分は無添加もしくは食べやすい程度に わずかに入っていて、ドライフルーツを混ぜているものです。 グラノーラは、黒糖やハチミツを加えて穀類を加熱するのでカリカリの食感と甘みが 食べやすく、ドライフルーツを加えてあります。
カロリーは、糖分があるのでグラノーラの方が高いです。 食べ方は、どちらも牛乳や豆乳をかけたり、ヨーグルトに混ぜて食べますがミューズリー の場合は、牛乳やヨーグルトに混ぜてから少し時間を置いた方が食べやすくなります。
自分は、ヨーグルト、チアシード、無調整豆乳と一緒にグルグルかき混ぜたのが好きです。見た目はアレですけどね。
グラノーラとミューズリーのカロリーの違いなどについては「美味すぎるフルグラからオーガニックなミューズリーにしてみた」にも書いています。
ミューズリーの栄養成分は、何が混ぜてあるかによって違ってきます。たとえば、自分がいつも買っているお店のものだと、こうです。
ニューファイバーミューズリー
100gあたりの栄養成分表示
エネルギー：382kcal
たんぱく質：10.4g
脂 質：12.2g
糖 質：52.2g
食物繊維：10.9g
ナトリウム：21mg
ニューバランスミューズリー
エネルギー：377kcal
たんぱく質：9.2g
脂 質：7.2g
糖 質：65.1g
食物繊維：7.3g
ナトリウム：90mg
このようにミューズリーは、内容物によって栄養成分が変わりますが目安にしてください。それぞれの原材料は「アララ ミューズリーがおすすめではない3つの理由」に書いたので参考にしてください。
ミューズリー単体での味としては、必ずしも美味しいものではありませんが、ハードではない糖質制限を行っている方やお腹で膨らむのでダイエット している方におすすめです。
ミューズリーを牛乳や豆乳以外で食べるおすすめは？
ミューズリーは 忙しい朝にさっと牛乳をかけるだけて食べられて便利ですが、一方で味が素朴すぎて飽きてしまうという声もあります。続けるためには食べ方のバリエーションを知っておくのも良いかもしれません。
では、定番の牛乳や豆乳をかける以外の食べ方を知りたいですか？
それなら焼き菓子にアレンジするのがおすすめです。 薄力粉と砂糖と卵と牛乳そしてバターと一緒にこねて伸ばして焼けば、ミューズリーのクッキーの出来上がりです。卵やバターをあえて使わずダイエットクッキーにする手もあります。
またマフィンやビスコッティ、パウンドケーキの生地に混ぜ込んで焼いても美味しいですし、もちろんパンにも応用できます。 他には溶かしたチョコレートにミューズリーを混ぜて棒状に固めれば、雑穀チョコバーのできあがりです。
そんなに手間をかけたくないという人は、ただヨーグルトやアイスクリームにトッピングして、見た目を工夫するだけでも雰囲気が変わります。生のフルーツも一緒に盛り付ければ見た目もおしゃれです。
さいごに
シリアルは飽きて、フルグラは美味すぎてヤバかった。その行きついた先にミューズリーです。以前はフルグラ！フルグラ！と、このブログでも騒いでいましたが、いまではすっかりミューズリー派です。
ミューズリー＋チアシードで腹持ちは抜群なのです。もしかすると、間食を1つミューズリーに置き換えるだけで食べてるのにダイエット効果を実感するなんてことがあるかもしれませんよ？
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