折りたたみ傘ってきれいに畳めます?一般的に知られている方法とは少し違いますが、 あるコツを取り入れたらスムーズにできるようになりました。
たたみ方に失敗したときについてしまったシワの取り方などと一緒に自分がやっている方法を紹介します。
折りたたみ傘のたたみ方にイライラしない方法
折りたたみ傘は使った後に畳むと手が濡れるし上手にできないしで、小さいころから使いたくない者の1つでした。外出先で使った後はブラブラさせて持ち歩くのも嫌でしたし。
それが大人になって、気がついたらやっていた「ある方法で」さほど時間をかけずにきれいにたためるようになっていました。
この「ある方法」はきれいにたたむ方法として動画などで紹介されているものからすれば邪道ともいえるやり方でした。
傘のたたみ方を紹介している動画で再生回数が多いのは、この動画です。
畳むのが苦手だったころの自分も知らず知らずのうちに、だいたいこんな方法でやっていました。つまり「正しいたたみ方」をしていたにもかかわらず苦手だったわけです。
苦手の理由は、折り目に沿って畳むときに先の方が半開きになるからです。畳んでいる端からバラバラになって、いつまでたっても終わらないとか、先の方が開いてしまってまとまらないのです。
つまり、きれいとやり易さが両立できないのがこの方法の弱点と言えるでしょう。ではどうしたらいいのか、その持ち方はこうです。
ポイントは2つです。
- 柄をしっかり押し込む
- 柄ではなく、傘の先の方を持つ
紹介していた動画に真っ向から背くような畳み方なのがわかりますか?このポイントを守ると不安定に骨が動くことがないのでイライラすることがありません。
後は落ち着いて折り目に沿ってきれいにたたむのは動画の通りです。最後にベルト(?)を持ってクルッと一回りさせればきれいに仕上がります。
ここでぞうきんを絞るようにきつく巻いてはいけません。痛みを早めるだけでなく、撥水効果を損なう結果にもなるからです。
折りたたみ傘のしわを伸ばすには?
上手にたたむことができなかったり、長い間使っていなかったりするとシワができてしまうのが仕方がありません。そんなときは簡単な方法でのばしてあげれば良いのです。
方法はいくつかありますが、一番簡単なのは一度濡らして広げた状態で陰干しをすることです。雨の日と晴れの日の両方使える両用の傘なら天日干しでも良いのですが、雨専用の場合はひび割れなどの原因になることがあります。乾燥させすぎるのも良くないということなのでしょう。
他には衣料用スチーマーを使うのも簡単です。無い場合はスチームアイロンが使えますが、ナイロン製だと温度が高すぎて焦がさないように注意が必要です。
シワを作らないようにするには、普段から使い終わったら濡れているうちに広げて乾かすことです。そして、変な折り目を作らないように折り目に沿ってきれいにたたむ習慣をつけることです。
先ほど紹介した方法なら、慣れればさほど大変ではありません。
折りたたみ傘の撥水を復活させるには?
これは、すでに紹介した方法がそのまま使えます。それは、アイロンをかけることです。
傘の撥水効果は、撥水加工に使われているフッ素樹脂が細かい毛が立ったような状態のために起こります。傘をしまうときに、ぞうきんを絞るように強く巻いたり、使い続けるうちにフッ素樹脂が寝てしまうので撥水効果も失われていきます。
これをアイロンをかけることで復活させることができるのです。ただし焦がさないように温度に注意すること。
そのほかにドライヤーを当てても復活できるそうです。適度な熱を与えることがキモなので、これでもよいのでしょうね。
さいごに
折りたたみ傘の畳み方から、しわの取り方と撥水効果の復活について紹介しました。
やり方がわかっていれば、使い始めから上手に畳むことができるはずです。慣れればさほど苦ではないので、ぜひ挑戦してみてください。