歯医者でのフッ素塗布って、お子さん嫌がりませんか?
「いーーやーーーー!!!!!」
やっぱり、病院というだけで怖いのか嫌がり号泣です。聞いてるだけで可哀想になってくる…でも、虫歯になって痛い思いをさせるよりはいい!と思い歯医者さんで定期的にフッ素塗布をお願いしています。
痛いことをするわけではないので大人しく口を開けてフッ素塗布を終えることができたら良いんですが.....。どうしたら良いものか。
こんなお悩みの方、いませんか?
思わぬところから救いの神が現れましたよ!!
フッ素塗布を2歳のときに嫌がるのを無理やりに…
歯が生えそろってきた1歳頃から始まったフッ素塗布。1歳半健診で歯科衛生士さんがしてくれたフッ素塗布は嫌がらずに終えました。「あれ?意外と平気??」と思った私の考えが甘かった…。
もうすぐ2歳を迎える頃になると歯医者で定期的にフッ素塗布に行かなければなりません。はい、みなさんご想像の通り泣いて嫌がり暴れます。親の私が抱っこして押さえ無理矢理口を開けさせてフッ素塗布をしてもらいました。
可哀想でしたが、心を鬼にして必死に押さえました!これがこの先続くのか、と思うと憂鬱な気分になってきたのです。
3歳までの間、2回ほど無理矢理押さえつけてフッ素塗布をしてもらいました。当然、歯医者を嫌がり泣いて暴れて押さえつけるのがやっとです。
完全に「歯医者さん=押さえられるから怖い」と思ってしまっています。
フッ素塗布を嫌がる子供に対する歯科医の方針きいてみたら
先日、3歳になった息子をフッ素塗布してもらおうと歯医者に連れて行くと、いつものように私が抱っこして押さえてするのかと思いきや「子供1人で治療室に来て下さい。」と言われたのです。
「え?1人ですか?」思わず聞き返す私。
歯医者の方針では、「3歳からは言葉が理解できるので、無理矢理ではなく自分で口を開けるまで待つんです。」ということでした。
治療室に息子を送り出し(意外に治療室へはスタスタと入っていった)
待合室で待つ私。
「いやーーーーー!!!!」
待合室まで響く息子の泣き声。
しばらく泣いているのを聞いていたら先生が待合室まで来て
「泣き止むまでいつまででも待ちますね」
「泣いてるけど頑張って自分から口を開けるまで待つか、泣いてるからまた今度しようとフッ素塗布を先に伸ばして虫歯になり痛い思いをさせるのはどちらが可哀想でしょうか?」
私は、先生の言う通りだと思い「泣き止むまで、私も頑張って待ちます!お手数をおかけしますが、よろしくお願いします!!」と先生に息子を託しました。
息子の泣き声を聞きながらひたすら待つこと1時間。また先生が待合室に来てくださり
「終わりました。頑張りましたよ!」
「子供さんに、泣かずに口を開けるのを頑張ったからすぐ終わったね!と言ってあげてください」
と言われました。
治療室へ息子を迎えに行き思いっきり抱きしめて「泣かずに口を開けるの頑張ったね!すぐ終わったでしょ?」と声を掛けたのです。
息子は、「もう終わったの?」キョトンとしてました!
子供が歯医者を怖いものにならないためにできることは?
今回「泣き止むのを待つ」を経験してとても驚きましたが子供が「歯医者の治療は怖くない。泣かずに口を開ければすぐ終わる」と思ってくれたのではないかなと期待しています。
子供にとって今回の経験は財産になることだなと思いました。
だって、子供を無理矢理押さえることを続けたら「歯医者=怖くて嫌なもの」になっていたのですから。もし、歯医者さんで治療をしなければいけなくなった時どちらが子供の気持ちが楽でしょうか?
「怖いから嫌だ!」と言って親に無理矢理連れて行かれるのと
「口を開ければすぐ終わる。」と治療を受け入れすぐに終わる。
泣いて可哀想だからと言ってフッ素塗布を後回しにできたら、その場は解放されて子供は嬉しいでしょう。でも結局は虫歯になって痛い思いをさせることになるのでもっと可哀想です。
子供のことを第一に考えてくれるこの歯医者さんを選んで本当に良かった!
ずっと悩んでいた私、更には子供を救う神が歯医者さんだったとは!!
さいごに
子供のフッ素塗布、虫歯にならないよう欠かさずしてあげたいものですよね。でも、子供はやっぱり歯医者さんが怖いのか泣いて嫌がります。
泣いて嫌がる子供を見ると、可哀想になって来てやっぱり止めようかな…と迷う気持ちも出て来ちゃいます。
「フッ素塗布を嫌がる子供が自分から口を開けるまで泣こうが喚こうがひたすら待つ」
私が今回行った歯医者さんのこの方針のおかげで、子供を押さえつけることをしなくて済みました。
「歯医者さん=押さえつけられるから怖い」を「歯医者さん=口を開ければすぐ終わる」へ。
これからそうなってくれるのかな、と思います。書いてみると、すごく成長したような!次に歯医者へフッ素塗布をお願いする時に子供の成長を感じられるのかな?と楽しみになってきました。