ダイエットは運動しない家事だけで食事制限なしでも痩せる？

体重計って残酷ですよね。あなたが太っていることを数字で見せつけるんですから。

鏡は毎日見ているとあまり変化がないので気づきにくいんですけど、ある日突然「あれ、太った？」とびっくりすることになります。

あなたは今どんな理由で痩せたいと思っていますか？

「夏までに痩せて、水着を着たい」
「卒業写真を撮るまでに顔ヤセしたい」
「正月太りをリセットしたい」

気持ちはあっても、やっぱり「運動はしたくない、でも痩せたい」ですよね。ある種の我慢や努力は必要ですが、ある程度ならできます。

ダイエットなのに運動しないなんてあり？

モデルのような理想体型を求めなければ、ありです。

その代わり食べる量を制限しないとだめです。食べたいだけ食べて、身体は動かずに痩せることは、まだ無理です。

でも極度な食制限は必要ありません。日常の運動量に応じたカロリーと栄養がとれるバランスの良い食事にすれば良いんですから。

食事は昔ながらの和食を中心にするのが理想的です。ただしご飯少な目で。

その昔おかずを作るのがめんどうになって、ご飯でおなかを満たすために昼と晩に1合のご飯を食べているときがありました。お茶碗約2杯分です。

その結果は、おなかが出て、体重が増えて、食べる量が増えました。結局は炭水化物の取りすぎ、糖質の取りすぎということでしょう。

1合のご飯を食べるようになる前は「お腹いっぱい」の感覚を0.5合のご飯と野菜中心のおかずで得られていたのに。

その教訓もあって、いまは白米に押し麦とキヌアとアマランサスを一緒に炊いています。カレーとか丼物は1合炊いちゃいますが、基本的に0.5合です。

さらにヨーグルト＆ミューズリー＆チアシードを取り入れたら、便秘知らずでポッコリおなかを改善できました。

あとは無駄な間食をやめることです。間食はどうしても甘いもの、高カロリーなものを選びがちになるので太る原因に直結しますよね。

どうしても間食をやめられないなら、間食のかわりに1日4食、5食と1回の量を減らして食事回数を増やすことをおすすめします。

ジョギングやジム通いのような本格的な運動はできない、やりたくない、という人は家事を利用するといいです。

母親の看病をしているとき、休職をして家にずっといたので何もしていないと暇なんです。だから毎日掃除をしていました。

掃除機がけ、拭き掃除、水回りの掃除、見えるところだけですが。引っ越して間もなかったので全体的にきれいだったのと、毎日のことなのでササっと急いで1時間かからないくらいでした。

床や家具を雑巾がけするのに便利な道具を使わないだけで結構いい運動になります。特に床に近い下の方をやるときに前屈のような姿勢をしてみたり、お尻をつかないでしゃがむ姿勢が有効です。

身体の動きを大きめにして、ちょっと急ぎ目にやると結構疲れます。お金もかからず部屋がきれいになって良い運動になります。

1人になって、サボってもだれの目にも触れなくなったのでマメに掃除をしなくなってしまいました。その辺りも体重増加に関係していると思っています。

3食自炊していたのをいまは1食は弁当で済ませるようになっていますし、マクドナルドもしっかり食べてますから。

「運動だけで痩せる」のは不可能じゃないかなあ。”必要な栄養を取らずに運動ばかりしても痩せない”というのが一般的です。

食事制限を続けて飢餓状態になると身体は省エネモードに入ってカロリーを消費しにくい状態になります。少しの栄養を身体に蓄えようとするために太りやすくなります。

毎日ゴロゴロして運動しなさすぎるとエネルギーを消費しないので、やっぱり省エネモードに入ります。こうなると食べるほどに肥えていきます。

このように食べ過ぎは太りますが、食べなさすぎも太るんです。

エネルギーを消費しやすい燃費の悪い身体だと痩せやすいってわけです。燃費の悪い身体にするために筋肉をつけようとしても、しっかり食べてないと栄養が足りないので筋肉はつきません。

普段の生活の中に体を動かすことを取り入れることができれば、ジョギングやジム通いのような運動をすることなく痩せることは可能です。ある程度は。

その場合は食事や間食の量を考えて、食べ過ぎず、消費カロリー以上を食べないようにする努力は必要です。

1食の量を減らして食事回数を増やすとか、チアシードのようにお腹で膨れるものを取り入れて満腹感を持続させるとか、頭を使いましょう。

家事をうまく利用して適度に体を動せば、体を疲れさせることができます。運動をする特別な時間をとらずに基礎体力をつけるには良い方法です。

ま、な～んも努力しないで、ただ痩せるっちゅうのは無理ってことですね。