32歳の父親です。港区の親子イベントであきる野市にあるみなと区民の森に小学生一年生の息子と行ってきました。
自然体験で川魚のつかみどりや沢の散策を行いましたが、大失態を犯した私に対して子どは成長したことを発見する恥ずかしいけど嬉しいエピソードをご紹介します。
あきる野市 みなと区民の森の大自然に興奮しすぎて大失態やらかす
車もないので普段はあまり遠出も出来ず、アウトドア経験もない私たち親子はみなと区民の森バスで向かいました。そこはまさに森といった趣の大自然に親子2人して興奮です!
どちらかというとはしゃいでいたのは私の方でしょうか。そう、川魚の掴み取りの体験があり、子どもたちが思い思いに魚を追いかけている場所でやらかしてしまったのです。私が。
子ども写真を撮らなければと張りきっていた私は、足元も見ないでカメラと子どもばかりを見ていました。そして足を滑らせてカメラごと川にダイブ!
痛いしカメラは水没するし、これだけでも最悪ですが、集まっていた魚が私が大きな音を立てて川に落ちたことで驚いて逃げてしまったのです。
まだ魚を捕まえていなかった他の子は泣きだし、周りからは白い目で見られて大ひんしゅくでした。
親よりも子供の大人な行動に事態は収拾へ向かう
転んだ恥ずかしさと申し訳なさで照れながら謝る私を見て息子は「パパ、ちゃんと謝ろうよ」と言うのです。
そして自らも周りの人に頭を下げてきっちりと謝っています。そんな息子の姿を見て周りの人たちも怒りを収めてくれて大ごとにはなりませんでした。
さらに驚いたことに、その時点で息子は数匹魚を捕まえていたのですが、まだ捕まえられていない子の近くに自分の魚をリリースしたのです。
息子の行動を見て他の子どもも自分の分を少し逃がして、結果その場の全員が魚をキャッチすることができて非常に良い空気になりました。
子供の成長を知ることができて嬉しいイベントだった
今回の私の行動はまったく周りが見えていませんでした。その結果、他の人にも迷惑をかけてしまい大人としては非常に恥ずかしい行動でした。
さらにちゃんと謝罪出来ていなかったということも情けない話です。
しかしその自分の情けなさ故に息子がここまで頼りになるように育っていたのかということも実感させられました。
私のミスに対する周りへのフォローもそうですし、息子の行動は全体の雰囲気を良くしてその日のイベントは参加者全員で盛り上がることができて大成功に終わりました。
子どもは自分の知らないところで成長しているのだということを思い知らされました。