地元民の「東白髭公園からじゃ花火見れないよ」の言葉の真偽を確かめてみました。当日17:00ごろに場所取りをしているところに実際に行ってみたら…。
また子供のころから隅田川花火大会を見ている自分としては、こういうところで見るのが定番でしたよ~というのも紹介します。
隅田川花火大会 東白髭公園はこの場所で見る
隅田川の花火大会と言えばどこも混雑必至で、最近はネット上で「東白髭公園が穴場です」という情報が流れています。ところが公園に隣接する団地の住人に聞いたら「そこからじゃ見えないよ」と言われて情報に疑問をもちました。
そこで花火大会当日の17:00ごろにいってみたらこんな感じでした。
ほとんどの人が汐入公園に流れているため、ぜんぜん混雑している風ではありませんでした。でも画像を見ればわかるように、すき間を縫って花火を見るような感じなので「絶対おすすめ♪」なんて手放しにいえるような場所ではありません。
あくまでも人混みが苦手でも花火を見たいという人向けといえるのではないでしょうか。そして地元民が「見えないよ」と完全否定していましたが、雰囲気は十分に味わうことができます。
ちなみに、さきほど画像を乗せたのはGoogleマップで見るとこの位置です。
そしてもう1ヶ所に人が集まっていました。
ここは鯉のぼりフェアでたくさんの鯉のぼりたちが泳いでいた場所でもあります。
東白髭公園の鯉のぼりフェアでスカイツリーと鯉のぼりの写真を撮ってきた
ちなみにこの日は「すみだサマーフェスティバル」が行われていて、木邑 結(きむらゆい)というシンガーソングライターのライブを見ることができました。たった一人で歌っているのをみんなが遠巻きに見てるという状況に「営業って大変だなー」などと思ってしまいました。
隅田川花火大会の場所取りとして17:00は遅い時間の部類でしょう。それなのにかなりスペースが空いています。それにはもちろん訳があるのです。「よく見えない」という理由が。
隅田川花火大会 東白髭公園はこの場所で見る
19:00過ぎにだいたい同じ場所から見える花火は、こんな感じです。チラッと見えるの、わかりますか?
ライブをやっていた辺りからだとこんな感じでした。
どちらも音の迫力はあります。たまにちゃんと見えます。でも「雰囲気を味わう」のがメインと言わざるを得ません。周りに人が集まっていて、花火が打ち上げられている近くで迫力ある音と光が見える…という。
いや、それでも一帯を覆う空気感でワクワクしちゃうんですけどね。
この東白髭公園に集まる人たちは、地元民と他の地域からきた人たちの混合でしょう。比較的若めのカップルや家族連れが多く見られました。
その帰り道「ああ、昔はこういうところで見てたよねー」という光景を目にしました。ン十年前は、場所は違うけど自分も確かにこんな感じで隅田川花火大会を見ていたような気がします。
それがこの光景です。
そう。東白髭公園のある墨堤通り沿いです。ゆっくり座ることはできませんが、こちらの方がきれいに見れます。
そしてこんな風に家の前で気軽に見るのが自分にとっての隅田川花火大会でした。
この墨堤通りに、ベンチに座って花火を見れる場所があります。1つしか無いので早い者勝ちです。それがここ。東京トヨペットを目印にするとわかりやすいでしょう。
さいごに
穴場として名前が挙がる東白髭公園は、本当に見えるのか、おすすめなのかを実際に確かめてみましたが、どうだったでしょうか?
防災団地に住む人の話では「こんなところからじゃ花火なんて見えないよ」という言葉から疑問を持ってみましたが、少ないながらも人が集まっているし、十分とは言えないまでも花火は確かに見えました。
でも同じ墨田区内で近い場所のはずなのに迫力に欠けることもわかりました。そしてその帰り道に墨堤通り沿いに観た花火の方が大きくて見ごたえがあったことも。
デート目的ではダメでしょう。でも花火をゆとりを持ってみるということであれば、地元の人に交じって花火大会を楽しむというのも一考ではないでしょうか。まあ素直に汐入公園にいっとけって話ではあるんですが。
汐入公園で隅田川の花火は混雑を避けて場所取りと最寄り駅へ帰りも楽チン
自分の中の結論としては、人混みの少なさで見ればたしかに東白髭公園は穴場かもしれません。でも見え方には難があって穴場として騒ぐほどのものではありませんでした。
こちらの記事も参考になります。
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