長年主婦をやってきて、掃除もお手の物なはずの私ですが、最近失敗しちゃいました。
うちのお風呂場はトイレや洗面所がつながっているユニットバス。窓がないのでドアを開けておけば湿気が逃げて換気できると思っていたのですが、なんとカビが生えてきたのを発見!
これ以上あのイヤ~なピンク色を見たくないので本当に換気できる方法を試してみました。
お風呂のドアを全開にする換気は間違い!?
効率よく換気をするためには空気の流れを作るのが大切というのはなんとなくわかっていました。
ですが、うちのユニットバスは窓がないこともあり、元々風通しは最悪。そんな環境でドアを開けていても空気は流れる事はなく、湿気もそのままお風呂場にこもりジメジメ状態になっていたんです。
さらに、空気の流れが悪い状態でドアを開けておくと、外の部屋の湿度まで上がってお風呂場以外にもカビが発生してしまう危険まであるんです。そんなの・・絶対イヤ!
ということで私は、ドアを少しだけ開けて換気扇をつけるようにしました。
これで外の乾いた空気がうまくお風呂場の中を回り、カビが生えにくくなります。ポイントは全開ではなく少しだけ開けること。3cm~5cmぐらいで大丈夫です。
全開の方が空気がたくさん流れるんじゃない?と思いますが、家庭の換気扇の性能では逆にお風呂場の上の方しか換気が出来なくなってしまいます。
ホースで水を撒くとき、先をぎゅっとつぶした方が勢いが増しますよね。あれと同じで、お風呂場のドアも少しだけ開ける方が床にもまんべんなく空気が回るんです!
換気できたらドアは開けておいてもいい?
換気扇を24時間回しておくのはちょっとな…。電気代のことを考えると、そう思いませんか?しっかり空気が回ってお風呂場が乾いたら、換気扇を消してドアを全開にしておいてもカビは生えにくいです。
また、お客さんが来たときにお風呂場丸見えでは見栄えが気になるからドアを閉めておきたいこともあります。そんなときは、しっかり乾いているなら閉めてもオッケーです。
ただ注意したいのは、お風呂場には排水溝があり、常に水分があるということ。ずっとドアを閉めたままだと排水溝からの湿気でカビが発生してしまうかもしれないので、気を付けてくださいね。
それと、お風呂や洗面所の蛇口が少しゆるくなっていて、かなり力を入れてギューっと閉めないと水滴がポタポタ垂れてしまう、なんてことありませんか?
うちも実はそうなんです。私はお風呂に入ったら絶対ギューっと閉めるのですが、後で夫が入った後チェックしたらポタポタ・・なんてこと、よくあります。
そこもちゃんとチェックして、水滴が垂れていたらタオルでふきとっておきましょう!
めんどくさいですが、カビを防ぐためのひと手間です!
朝シャワーして外出するけど換気扇を消していきたいときは?
朝お風呂に入ったりシャワーをしてさっぱり出かけたいっていう人もいますよね。出かける時はテレビも電気も消しますが・・お風呂のドアと換気扇は、どうしよう?
そんな時は、まずドアは開けておきましょう。閉めてしまうよりはマシです。
でもあのピンクのカビが…心配ですよね。そこでできることが2つあります。
1つ目は、冷水をかけてお風呂場の熱気を冷やすこと。2つ目は、お風呂場の水滴をタオルでできるだけ拭き取ることです。
湿度と温度が高い場所がカビは大好物。これをやっておくだけでずいぶん違いますよ。
朝はそんな時間ない!という人は、お風呂に入る前や夜などにお助けグッズでカビを予防しておくのも手です。市販の除菌スプレーをシュシュッとしておくのが簡単ですよ!
さいごに
お風呂のドアをただ開けておくのは、換気になるわけではないという事を身をもって知りました。
換気扇を使う時のドアの開け方でお風呂の乾き方が変わるのは、まるで理科の実験のようでおもしろかったです。
色々工夫してわかったのは、やっぱりカビには水分が大敵という事。水が溜まった所をそのままにすると、すぐにピンクになってきます。
手間がかかりますが、時間がある時に水滴をタオルで拭くのはかなり有効です!まあ、浴室乾燥が付いているようなお家に住めたら、とってもラクなんですけどね(笑)
でも、自分の工夫でお家がキレイになるのはやっぱりうれしい♪