夏はドライブの季節です。我が家も家族でドライブに出かけるのですが、ある夏の日に長距離ドライブに行った時の失敗談をお話しします。
我が家の車は古い年式なので、毎年、春には定期点検で整備工場に入れています。でもその年の秋には車検があるからと、点検はその時まで先延ばしにしました。
そして春に点検しないまま夏本番を迎えたのですが…。
夏に車のエアコン故障で熱風が止まらない!
ある日、家族で片道4時間ほどの観光地へドライブをしました。目的地へは東回りルートと西回りルートのどちらでも行けます。まあ、そこから間違えた感がありますが、朝出発して東回りルートを走りました。
理由は東回りルートの途中にあるスーパーでパンとジュースを買い込もうと思ったのです。それで走り出すと、朝日が真正面にあります。かなり眩しいです。でも途中では道の駅にチョコチョコ寄りながら皆んなで楽しかったです。
お昼頃、太陽は南へ移動。気温もドンドン上がり、夏の太陽がジリジリ熱いです!まともに運転席に太陽光線が当たります。私としては、ガソリンの節約も兼ねて普段エアコンはあまり使いません。でも家族が暑い暑いと言い出しました。それでエアコンで冷房を効かせようとスイッチを入れました。
そしたらブワーッと吹き出し口から熱い風が顔に吹き付けてきました。「ナンダ?これ!」と温度調節を確認しましたが、ちゃんと冷房に設定されています。慌ててカチャカチャやりましたが、やはり熱い風が出てきます。しかも暖房が止まりません!
車の窓を開けっ放しでも運転席は地獄!
冬は元々、暖房を入れるとエンジンで暖かい空気が出るので問題ありません。それも車が古いせいか、特に暖房をセットしなくても、なんとなく暖かい風が来ます。冬は寒いのでありがたいくらいです。
でも夏に暖かい風はアッツイですよ!エアコンを切っても、生暖かい風が出てきます。つまり暖房を止められないのです。コレって本当に予想外でした。
それで全部の窓を全開にして走りました。空からは直射日光が顔や腕を焼くし、風はバタバタ全方向から入ります。完全にオープンカーの気分でした。それでも暑いので皆んな汗ダクダクです。特に私の運転席は熱い風が当たります。
熱中症になりそうで、水分補給しようと思い、途中でコンビニに寄りました。それで車外に出るとビックリ!外の方が涼しいんですよ。それもそうですよね。運転席には暖房が入ってるですから。
コンビニに飛び込むと、メチャクチャ涼しい!アレって、暑い所から涼しい所に行くと、ドワーッて大汗でますよね〜。バカみたいに家族全員、顔から汗ダラダラ出しながら、涼しい店内で冷たいアイスコーヒーを飲みました。きっと、お店の人も変に思ったでしょうね。
それからまた暑いドライブを続けました。スーパーで買ったジュースなんてもうホットになってます。それで途中で何回もコンビニに寄って、冷たいドリンクを飲み、何とか目的地にたどり着きました。
目的地は観光地なので観光客で賑やかでした。着いた時には家族全員グッタリで、何をしに来たか分からないくらいでした。外は車内より全然涼しくて、家族は脱兎のごとく外に飛び出しました。
いや~、私も頑張ったけど、家族もよく頑張りました。あの灼熱のドライブは今でも家族の語りぐさになっています。夏の暑い暑いドライブでした。
さいごに
あの夏のドライブの失敗は、車の点検をサボったからです。もし整備工場に入れていたら、エアコンの故障は発見できたかもしれません。
ただ冷房が効かないだけなら、窓を開ければ済みます。ですがエンジンで暖められた熱が吹き出し口から出てくるとお手上げです。暖房を止められないとは思いませんでした。
冬は寒いので特に気にしなかったのです。コレが夏になったらどうなるか、早くに気付くべきでした。ホント、夏の暖房は最悪です!
夏にドライブする時は、エアコンが使えるかどうかだけじゃなく暖房を止められるかどうかも、ぜひチェックして下さいね。
車は小まめに点検整備しましょう。あれ以来、我が家の教訓です。