家事

お葬式をしない直葬という選択をしたら費用が1/5に

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家族が亡くなったときの事、事前に話し合っておいた方がいいですよ。本人と。

自分が入るお墓、お葬式の事、誰に連絡してほしいか等々、自分が死んだ後のことを決めていく寂しさもあると思います。ですが、頼れる人が周りにいないなら残された人が困らないようにするのも大事なことです。

うちは事前の終活で、お墓も葬式のことも相談しながら費用を1/5に抑えることに成功しました。

家族を亡くした経験がなく、亡くなった後の手順も知らず、ツテもなかった自分には、非常に助かりました。あなたには相談できる人がいますか?

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終活は存命中に納得がいくまで話し合う

うちの場合は母と2人で暮らしていて、当時は近しい親類との交流もありませんでした。なので母が存命中にお墓の事、葬式の事、諸々は2人で話し合いました。

そのおかげで金銭的にも低予算で済ませることができました。お葬式をせずに火葬場で荼毘に付すことができるなんて、終活をしなかったら知ることはなかったでしょう。

費用は1/5に

葬儀屋に初めて相談したとき、どんな小さな葬式でもやれば100万円はかかるといわれました。

葬式をせずに火葬のみをする直葬の存在を知り、諸々を含んだ総額で20万円ほどという方法があることを教えてもらいました。母親と相談の上で直葬に決め、大幅なコストダウンに成功しています。人の生き死にをコストで語るな、と言われそうですが。

しかし次のような細々としたこと全ての面倒を見てもらっています。

  • 死亡通知の処理
  • 通夜から火葬までの遺体の処置
  • ドライアイスの交換
  • 四十九日までの仏具セット

「母一人、子一人で何もわからない」と事前に葬儀屋に伝えて段取りを任せてしまいました。良心的な葬儀屋さんだったと感謝しています。

母が亡くなったのは5月で、ちょうどゴールデンウイーク期間でした。火葬場も大忙しだったのか、亡くなってから荼毘に付すまで4日ほど自宅で一緒に過ごしました。

そのためにドライアイス交換を頻繁にしてくれたり、不安なことがないか気遣ってくれたり心を配ってもらえましたしね。

「葬儀屋は決まっています」

病院お抱えの葬儀社があるそうです。

家族亡くなって、悲しみで放心状態のときにポンポンと話をすすめられて、気が付いたら病院指定の葬儀社に決まっていた、思ったよりも費用が掛かってしまった、なんてこともあるそうです。

そうならないためにも事前に準備をして、臨終を伝えられた瞬間に「葬儀屋さんは決めてます」と言ってしまいましょう。それですべてうまくいきます。

何もしないわけにはいかない

うちの場合は、母が「葬式をするお金はあなたがとっておきなさい」と言ってくれました。親類や友人への連絡もすべて終わって落ち着いてからするようにと言われ、連絡する人リストを準備していました。

なので、自分のペースで一つひとつやっていくことができました。でもそんなケースは稀かもしれません。家族親類だけでも集めて葬式をやりたいと考える人がいてもおかしくないでしょう。

そんなニーズに応えるプランがあるそうです。費用を抑えつつ、ごく親しい身内のみで見送る、そんな葬儀を「家族葬」といいます。葬式はしたいが費用はかけたくない、少数の家族だけで見送りたい、そんな希望があるなら、検討してみるのはどうでしょうか。

お葬式は、残された家族が悲しい気持ちを乗り越えるための儀式でもあります。あなたやあなたの家族にはそういうきっかけが必要かもしれません。

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