小学校に入るとついて回る、PTA活動。みんな何となく、入るのが当たり前と思ってますよね。
でも今の時代夫婦共働きで忙しい親も多く、参加する時間のない人もいます。うちも共働きで、平日は家事に仕事にとバタバタしていますし。
子供ともあまり話ができず、寂しい思いをさせている気がします。「できれば休日は子供とゆっくり過ごしたいな」と思い、PTAを退会したいと考えました。
でもPTAを退会する事で何か言われたり、損をする事があるんじゃ…。それに、子供への影響はどうなの?と心配が無いわけではありませんでした。
さて、PTAに入らないと、どんなデメリットがあるのでしょうか。
PTAに入らないデメリットで親にかかる負担とは?
PTAに入らない事のデメリットは、周りの親たちとの関係が薄くなる可能性があるという事です。
今の時代でも「PTAに入るのは当たり前」という空気はまだまだあります。
そもそも、PTAを退会する事ができるのを知らない親もいるかもしれません。そんな中、一人だけPTAを退会すると申し出ると、どうなるでしょうか。
どんなに説明しても、全員が納得してくれるという事はないでしょう。「変わった人」と思われたり、反感を持つ人がいる可能性もあります。
人にどう思われるか気にしてしまう人は、それが負担になるかもしれません。
また、ママ友が少なかった人はPTAに入って親しい人ができる事もあるかもしれませんが、そんな機会もなくなります。
私の親も、私が小学校のころPTAで知り合ったママ友と今でも仲良くランチに行ってます。
PTAって大変だけどその分親の関係は深まるのかもしれませんね。そんなチャンスを失うのが、PTAに入らない事のデメリットと言えます。
PTAに入らない方が子供に悲しい思いをさせる?
PTAに入らない事での子供への影響を考えてみましょう。
たとえば式などでもらう記念品は、PTA会費で購入しているものがあります。入会していないと「うちの子だけもらえなかった」なんて心配が思い浮かびます。
実際には、もらえないという事はありません。ただし記念品の代金を実費で払う必要があります。
記念品だけでなく、会費を払っていればあまり意識せずそこから支払われていた色々な経費が、いきなりその都度実費で請求される事になります。
また、PTA行事に参加できない可能性があるのもデメリットかもしれません。
例えば夏休みのプール開放は、PTAの役員が監視員をすることがあります。地域のクリスマス会などの集まりも、PTA主催のものが多いでしょう。
そんな行事に、もしかしたら参加を断られる。そんな可能性がゼロではないのが事実です。
加入しない事を選んだら、行事に参加できない事を子供が悲しんでいないか、よく注意してあげないといけませんね。
PTAを退会した影響を最小限に抑える秘訣とは?
このようにPTAに入らないデメリットは確かにゼロではないかもしれません。
でもPTA活動で休日子供との時間が取れなくなるぐらいなら、やっぱり退会したい。そんな思いが私はあります。
でも、子供がお世話になっているのも事実だし、陰口を言われたり仲間外れになるのはさすがにイヤ。できれば悪い印象は与えたくないものです。
そんなマイナスの影響を最小限にするには、どんな風に行動すればいいのでしょうか。
大事なのは「退会したから関係ない」とあからさまな態度を取らない事。
PTAを退会しても、知らずに今まで通り会費の請求をされたり、役員の話をされる事もあるかもしれません。
ただでさえ肩身の狭い思いでやっと退会したのに、そんな話をされるとイライラしてしまいますよね。でも、そんな時でもちゃんと話をするのが大事です。
その時に、言いにくいからとあいまいにするのは逆効果!退会したという事ははっきり伝えましょう。
また、実費が発生する時の支払いをしっかりするのも大事です。普段の関係が薄くなってしまう分、期限や手続きは完璧に守って、信頼される行動をとることが大事になってきます。
さいごに
PTAに入らないデメリットは、周りの親との関係が薄くなる事。
それは、仕事で普段から人と関わっている私にとってはそれほど気にする事ではありませんでした。
会費から支払われる記念品も、実費を払えばもらえないわけではないとわかって安心しました。でも、子供が行事に参加できない可能性があると思うと、やっぱり少し迷ってしまいますよね。
でも、本来PTAは親の入会に関係なくすべての子のために行うものなんです。だから「PTAに参加していない自分が悪いんだ」なんて思う必要はありません。
うちの子も「家族でお出かけしよっか」と言うと行事の事はあまり気にせず喜んでくれていますよ。