年齢を重ねるとどうしても増えてしまうシミは、メイクでも隠すのは大変ですよね。ファンデやコンシーラーを厚塗りしないといけなくて、メイクも不自然になってしまます。
また、シミができてしまうと肌から追い出すのはひと苦労です。やはりシミができないように紫外線対策をするのが一番ですね。
しかし、日焼け止めをきちんと塗ってUVカットしているのにもかかわらず、シミが増えたとお悩みの人もたくさんいます。
果たして、紫外線対策をしているのにシミが増えてしまう理由は何なのかを紹介しましょう。
日焼け止めの使い方が間違っていてシミが増えてしまった
まずは、いかに紫外線を肌に浴びないようにするかがポイントですね。そのためにも日焼け止めを正しく使わないといけません。
日焼け止めを塗っているのに日焼けしてしまったという大半の人は、使い方が間違っている可能性があります。
朝、メイクする前に塗っただけでは不十分です。特に紫外線が一番厳しい夏場は、汗や皮脂で日焼け止めが流れてしまいます。
2、3時間おきに日焼け止めを塗り直すようにして、肌を紫外線から守ってあげる必要がありますね。
塗り直しだけでなく量にも注意が必要です。いつもあなたが使っている日焼け止めの量は果たして十分でしょうか?
白浮きするからとか、ベタつくからと、本来使うべき量より量が少なくなっていませんか。それでは顔全体をカバーできずに紫外線が肌の奥まで入り込んできて、シミを作る原因になってしまいます。
種類にもよりますが、大体の目安は500円玉大です。思っていたよりも多いですし、この量をまんべんなく肌に広げてあげるのがベストですね。
意外にも、日焼け止めを塗ってすぐに外に出てはいけません。効果がまだ発揮されていない場合があるからです。
外出する30分ほど前には日焼け止めを塗り終わるようにして、十分に成分を肌になじませるのがコツです。
ニーズに合った種類の日焼け止めを選べていない
日焼け止めにも色んな種類があり、TPOに合った種類を適切に選んで使うようにすると肌への負担も軽くなります
たとえば日中の室内にいる時には、そんなに強力な日焼け止めは必要ありません。SPF20以下の肌に優しい物を使って、肌荒れを防止するようにします。
ちょこっと外出する程度なら、SPFもPAもそれほど高くなくても大丈夫です。SPF30、PA++くらいの日焼け止めを塗ってから外出して、汗で流れてしまうようならこまめに塗り直します。
レジャーで海などに行くときには、ガッツリUV対策できる日焼け止めが良いですね。SPF50、PA++++以上で、ウォータープルーフタイプのものがおすすめです。
タイプによっては普通のクレンジング剤では落ちませんから、専用のクレンジング剤を使うのがベストですね。
日焼け止めは肌にも影響するのでスキンケアをしっかり
日焼け止めは紫外線を防いでくれますが、やはり肌に多少なりとも負担がかかるものです。
シミを増やしたくないがために毎日UVカット効果が高すぎる日焼け止めを使っていると、肌への負担も大きくなるしダメージを受けやすくなります。
肌がダメージを受けてしまうと、バリア機能が弱くなってしまうんです。
このバリア機能こそが紫外線を防いでくれる要でもありますから、肌荒れしてしまうとさらに日焼けしやすくなって、シミが増える元です。
また、日焼け止めの刺激によってメラニンが作られ、シミを増やしてしまう場合もあります。
これを改善するためには、肌に優しい日焼け止めを使うことがポイントです。強力すぎずしっかりと紫外線を防止できて、毎日しっかりと日焼け止めを落とすのが大事ですね。
スキンケアにも力を入れて、日焼け止めを使う前には保湿を徹底しましょう。
潤った肌だと肌荒れしにくいですし、バリア機能をしっかりとキープできます。
さいごに
日焼け止めを塗るのは新たなシミを増やさないためでもありますが、今あるシミを濃くしたり大きくするのを防ぐ効果もあります。
シミ1つあるだけで老けて見られてしまいますし、悩みが深刻になってしまいますね。そんなシミを増やさないためにも、肌や用途に合った日焼け止めを選んで、正しく使うように見直してみてはいかがでしょうか。
塗るタイミングや塗り方にも注意して、夏の紫外線は当然の事、1年中日焼け対策しておくのがポイントです。
今のケアが10年後や20年後のシミに影響してきますから、こまめな日焼け対策をしていきましょうね。