私には2歳年の離れた旦那がいますが、結婚前にマザコンと感じたことはありませんでした。
付き合い始めた頃は一人暮らしをしていましたが「全然連絡もしないでご両親が心配ではないのか」「親孝行など考えたことはないのか」と感じることもあったほどです。
「結局のところ、男なんてそんなものだ…」と思っていたのですが、結婚してすぐにその考えは覆されました(笑)
友人と集まったあるとき、この手の話題がネタに。すると同意の声が続々と出てくるではありませんか!
そのうちに「結婚すると男はみんなそうなるよね。マザコンにしか思えない!」という結論にたどり着きます。
どこのご家庭の旦那さんも、そんな感じなのでしょうか?
義母からの連絡頻度の高さと旦那の神対応にあきれる!?
まず驚いたのが、義母さんからの連絡頻度の高さ。
「そんなことお義父さんに聞けませんか?」と思わずにはいられないどうでもいいようなことで、すぐに電話がかかってくるではありませんか!
旦那も旦那で毎回の神対応なんです(笑)
子どもにご飯をあげているときや髪を乾かしているときでも義母さんからの電話が最優先なんですよ。
いま電話に出る!?子供の世話に集中して!と怒鳴りたくなります。最近は怒りよりあきれてますが。
旦那いわく義母は義父に頼ることが嫌なようなのです。
旦那も義母の肩を持って「親父はすぐに上から目線で物を言うから、俺にもその気持ちがわかる」とさらりと義父を否定します。
だからといって、結婚して家庭のある息子にいつまでも頼り続けるのはいかがなものでしょうか?
私なら、いつまでも子どもに頼るのは申し訳ないと自粛してしまいそうですが、その立場になってみないとわからないものなのですかね。
義両親はこんなに元気なのに!
義父母は60代なので一通りのことは経験していますし、まだまだ元気でアグレッシブな自立した生活を送ることができます。
ところが旦那のサポートが手厚すぎるのです!
・お盆だからお墓の掃除をしに行く
・年末だから大掃除をしに行く
・携帯の買い替えに付き添いに行く
…まだまだありますがキリがないので省略します。
見方を変えれば優しい息子なのかもしれませんが、義父母はジムに行ったりトレッキングを趣味にしたりするほどアクティブ。
私よりも体力があるのではと思うこともしばしばあります。それなのに何かにつけて片道車で40分もかけて実家へ飛んでいく旦那。
こんなにも優しくしてあげて、いざ行けないというときはどうなるのでしょう。親への甘やかしもほどほどにしてもらいたい、などと思ってしまいます。
さいごに
義母からすれば、これまで大事に育ててきた息子に頼りたいのでしょう。成人してほったらかしにでもされていたものなら尚更かもしれません。
娘の場合は比較的に母親と近い距離にいますから、成人や結婚を理由に大きく変化することはありません。
その分、相手が親であろうと思ったことは何でも言いますし、時に突き放してしまうこともあります。
しかし息子はあまり厳しいことは言いません。年をとって、誰かに優しくされたいときにふと息子が手を貸してくれる。これは息子を持つ親の特権なのでしょうか。
しかしながら、嫁の立場からするとやはり穏やかではいられないものです。表面上は無関心そうで実は心配しているくらいが理想じゃないですか!?
ちなみに旦那は3兄弟の次男坊で、義母はズバズバ言う娘もおらず、3人もの優しい息子たちに甘えながら過ごせているわけです。
結局、これは自分を一番に考えてもらいたい妻の、同じ女性としての嫉妬に似た感情なのかもしれません。
義母に優しい旦那を自慢できるくらいの心の余裕があればいいのかな。しばらくはそんな素敵なお嫁さんにはなれそうもありません。