せっかく購入した革靴に親指とか小指が当たっていたい!お店で試し履きした時はちょうど良かったのに家で履いてみたらキツイ…そして足指に当たって痛いなんてこと、ありますよね~。
合皮の革靴でも少しは柔らかくして足にフィットさせることはできます。ゴミ箱に投げ捨てる前に、ここで紹介する方法を試してみてください。
合皮の靴を足にフィットさせる方法
合皮は本革に比べて伸びにくい素材です。あまりに足の形と違う場合は満足できないかもしれません。
それでも方法がないわけでもありません。一番簡単な方法はドライヤーと何かを使うやり方です。
ドライヤーと厚手の靴下でフィットさせる
ドライヤーの熱で合皮を温めると柔らかくすることができます。厚手の靴下を履いて、ドライヤーの熱で柔らかくなった合皮で足にフィットさせます。
1.厚手の靴下を履いて、靴を履きます。無ければ、靴下を2枚重ね3枚重ねして厚みを出します。
2.靴の足指が当たって痛い辺りにドライヤーの温風を当てます。この時風量は「弱」にしておきましょう。 「強」だと革を傷めたり変色する可能性もあります。
3.ドライヤーの温風は固定して1ヶ所だけをあたるのではなく、円を描くようにしてください。同じ場所を当て続けるのも革を傷めたり変色する可能性が出てきます。これを3分~5分ほど続けます。
4.温風を冷風に変えて、温めた部分を冷やします。
5. 2~4の温めて冷やして、を3回ほど繰り返します。
ドライヤーとシューズストレッチャーでフィットさせる
自分の足でやるのは嫌という人は、シューズストレッチャーを使うと良いでしょう。やり方は先ほどのドライヤー+靴下と同じです。
1.シューズストレッチャーを靴の中に入れます。
2.靴の足指が当たって痛い辺りにドライヤーの温風を当てます。この時風量は「弱」にしておきましょう。 「強」だと革を傷めたり変色する可能性もあります。
3.ドライヤーの温風は固定して1ヶ所だけをあたるのではなく、円を描くようにしてください。同じ場所を当て続けるのも革を傷めたり変色する可能性が出てきます。これを3分~5分ほど続けます。
4.温風を冷風に変えて、温めた部分を冷やします。
5. 2~4の温めて冷やして、を3回ほど繰り返します。
またドライヤーを使った後もシューズストレッチャーを入れたまま同じ状態で数日間固定させておけば、より履きやすくなります。余裕をもって3日~1週間ほどそのままにしておきましょう。
ただしピンポイントで痛い場所を調整できるのは、先ほどの靴を履きながらの方です。
さいごに
お金をかけずに家でできる方法を紹介しましたが限界はあります。
試してみても変化が無かったら、靴のサイズ調整をしてくれる専門店に相談してみることをおすすめします。素人では太刀打ちできなくても、専門家にはノウハウがあります。
その場で解決とはいかず、数日預かっての調整となりますが、料金を含めて話しを聞いて金額と見合わないようであれば捨てるのも仕方ないかもしれません。
あ、メルカリなどで別の人に使ってもらうのも良いですね!
せっかく気に入って購入したのでしょうから、できる手段をいろいろ試してみましょう。