あたらしいFire HD 10 無印はレビューが昨日(2021/5/26)あたりからアップされ始めました。自分はFire HD 10 Plusの方を購入したので本日5/27に届きました。
FIre7を4月上旬にラクマでお安く購入しています。それに続いてのFire HD 10 Plusです。
レビューというほどでもないのですが、開封後に設定したことを記録しておきます。
ちょっと触ってみた感想は…いいです!長く使うためには無印じゃなくてPlusにしてよかったなと思いました。
Fire HD 10 Plus開封後にやった設定
Fire HD 10 Plusはメモリが4GBになった以外は、すでに出回っている2019年モデルと性能的にほぼ変わりません。そのため、先人の快適に動作させるための設定がそのまま役に立ちます。
ありがたく使わせていただきます。
もちろん、設定を変更しなくても良い人はそのままで。余計なことをすると爆発する(壊れる)と思っている人が一定数いますので。
■ ロック画面の広告表示をオフにする
ロック画面にAmazonの広告が表示されないようにします。有益な広告ならそのままでもよいと思う人がいるかもしれませんが、残念なことに数種類が繰り返し表示されるだけなので表示されないようにしました。
- [設定]
- [アプリと通知]
- [amazonアプリの設定]
- [広告]
- [ロック画面の広告]
- → オフにする
■端末名を変更する
出荷時の設定では、端末に本名が設定されています。ガジェットが増えてきてわかりにくいなどの理由もあるので即座に変更しました。
- [設定]
- [デバイスオプション]
- [デバイス名を変更]
- → 新端末名を変更する
■動画の自動ダウンロード(On Deck機能)をオフにする
On Deck機能をオンにしていると、プライムビデオでおすすめの作品を自動でダウンロードしてくれます。出荷時にオンになっていて、いつの間にかストレージを圧迫してきます。
プライム会員にはなっていますが、YoutubeとNetflixがメインなのでオフにしました。
- プライムビデオアイコンをタップ
- マイアイテムをタップ
- 右上の歯車マーク(設定)をタップ
- [ストリーミング再生・ダウンロード]
- [自動ダウンロード]
- → オフにする
[自動ダウンロード]は、旧Fire HD 10では「On Deck]という名称になっているので、先人の説明でもそのようになっています。ご注意を。
■検索エンジンをGoogleに変更する
FireタブレットではSilkというWEBブラウザが使われています。また、ネット検索するときにはBingというものを使うように指定されています。
Micirosoft製なので怪しくは無いのですが、普段使い慣れているGoogleやYahooと同じ検索結果になってくれた方が無難ですよね。
自分はGoogle検索を普段から使っているので、こちらの検索エンジンもGoogleに変更しました。
- [設定]
- [アプリと通知]
- [Amazonアプリケーションの設定]
- [Silkブラウザ]
- [詳細設定]
- [検索エンジン]
- Googleをタップ
■開発者オプションを表示する
ちょっと怪しい領域に入ってきます。少しでも余分な処理を軽くしたい人向けの変更です。
購入直後ではこれから変更する項目が隠されています。まずは隠されている「開発者オプション」を表示させるための操作をします。
- [設定]
- [端末オプション]
- [Fireタブレットのバージョン情報]
- [シリアル番号]
- → 5回くらいタップする
これで、設定の[端末オプション]の中に[開発者オプション]という項目が表示されます。
■開発者オプションを変更する
開発者オプションの中にあるいくつかの項目を変更します。
iPhoneとかで無駄なアニメーションをオフにしている人は、同じようなことをするんだと思ってください。
- [設定]
- [端末オプション]
- [開発者オプション]
- 開発者向けオプション → ONにする
- ウインドウアニメスケール → OFFにする
- トランジションアニメスケール → OFFにする
- Animator再生時間スケール → OFFにする
- GPUレンダリングを使用 → ONにする
※ GPUレンダリングについて
2D描写にGPUが使われるようになります。GPUレンダリングを使わないアプリで動きが早くなる可能性があります。
ただしCPU処理に余裕があれば変更は不要な可能性もあります。古いアプリを多く使っている人は効果があるかもしれません。
また、オンにすることでGPUへの負荷が上がるので、バッテリーの減りが早くなる可能性もあります。
自分はこの項目もオンにしました。
■Google Playをインストールする
FireタブレットにはGoogle Playが入っていませんが、インストールすること「は」できます。ただしAmazonはGoogle Playのインストールを推奨もしていません。
いまは見てみぬふりをしているだけで、今後規約違反になる可能性もゼロではありません。
いろいろと大人の事情がありますので、ここで具体的なインストール方法は差し控えさせていただきます。検索すればすぐに見つかりますので、自己責任でどうぞ。
ま~、自分は入れましたけどね!
Google Playから次のアプリをインストールしました。
- Google Chrome (WEBブラウザ)
- しめじ(日本語入力)
- Youtube(動画サービス)
- Simplenote(テキストエディタ)
NetflixはAmazonアプリストアからインストールしました。
ちなみに、Chromeをインストールしてアカウントの同期をしようとすると処理が進まないことがあります。その原因は「Google Play開発者サービス」というアプリが古いからかもしれません。新しいものに更新しましょう。
具体的なやり方は、調べてね♪
画面分割すると動作は遅くなる?
新しいFire HD 10は、無印もPlusも画面分割に対応しました。これによって利用範囲が広がることと思います。で、気になるのがメモリ使用量ではないでしょうか。
搭載されているメモリの違いは次のようになっています。
- Fire HD 10 無印 3GB
- Fire HD 10 Plus 4GB
画面分割で2つのアプリを使っているときのメモリ消費量はどのくらいか、動作は遅くなるのか、と。
いまこの記事を書いているときに画面分割で設定情報を確認しつつ、ブラウザで調べごとをし、その上でYoutube動画をピクチャーインピクチャーで再生させてみました。
※ Netflixは画面分割に対応していませんでした
このとき平均メモリ使用量は2.2GBです。動作にもたつきなどの変化はありません。ただしこれは「平均」です。専用の監視アプリでも使えば、もっと具体的な数値を確認できるでしょう。
体感した限りでは、高負荷なゲームをやるのでもなければ無印でも必要十分ではないかと思われます。高負荷なゲームは画面分割に対応していない可能性もありますしね。
メモリ1GBの搭載量の違いとワイヤレス充電の有無、そしてカラーバリエーションの違いに3,000円の価格差をどう見るか、ですね。
ちなみに平均メモリ使用量は、上記で表示させた開発者オプションの中にあります。興味がある方はどうぞ。
アクセサリを購入しなかった理由
今回は本体だけの購入で、アクセサリ類は付けていません。いろいろつけたらコスパの良いタブレットという最大のメリットがなくなってしまう気がしたからです。
それ以外にも一歩踏み切れない理由がありました。
1. キーボート付きカバー
キーボード付きカバーはスペック表で重量を探せなかったので見送りました。
Youtubeのレビューを見るとたしかに重いようですね。本体より重い。合わせて1kgオーバーはちょっと…。
またエンターキーが小さいのが気になりました。英語配列の横長タイプが好きなので、そこは歓迎しますがシフトキーより幅が小さいのはどうなのでしょうか。
配置的に日本語配列のエンターキーと距離感は変わらないのかもしれません。だから見た目で判断するのは間違いで、触ってみたら違和感が無いのかなぁ。
とりあえずは捨ててなければ折り畳み式のBluetoothキーボードがあったと思うので、それを引っ張り出そうかしら。
と…調べたら、マルチペアリングキーボードというものがあるんですね!!!これだと1台のBluetoothキーボードでPCとFireタブレットを操作できて良さそうです。
でもいま使っているのはRealForceでテンキーが無いタイプ。キータッチなどそれなりにこだわりがあるのです。モバイル風の安っぽいのでは満足できるはずもありません。
やっぱ、これかなぁ…
ワイヤレス充電スタンド
角度が変えられないことと面積的にかさ張りそうなことが理由です。Fire HD 10 Plusを選ぶメリットであるワイヤレス充電は諦めました(笑)
方向性が決まるまでの暫定として、seriaで買ったスマホスタンドを使っています。このまま本採用になる可能性大ですが…。
これでFire HD 8とFire HD 10のPlusがワイヤレス充電に対応しました。今後サードパーティー製が充実してくれれば選択肢が増えて良いなと思います。
さいごに
いわゆるおすすめ設定を自分用メモとして残すとともに、使用感みたいなものを書きました。ぜんぜん画像ないけど(汗
さて、Fireタブレットは、iPadに比べてスピーカーの品質が良くないと言われています。自分の場合は基本的にBluetoothヘッドホンを使っているので全然問題になりません。
何と言っても10インチという大きさはいいですね!
サブモニターとしても良いし、PCの27インチモニタで動画を流しながら手元のFireタブレットでちょっとした作業をするのも良さそうです。
Fire7はコンパクトだから読書端末として。画面の大きいFire HD 10 Plusは可能性を感じさせてくれます。
もしこれから購入を検討するのであれば、参考にしてください。
→ Fire HD 10 無印の詳細はこちら
→ Fire HD 10 Plusの詳細はこちら
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