通の頼み方は一味違う
飲み屋でホッピーを頼むときに「ホッピーちょうだい」だけで済めばよいのですが、ビールやサワーと違いシンプルな注文では通用しない場合があります。
そんなホッピー独特の注文の仕方や独特の呼び名を知って、通っぽくふるまってみてるのはどうでしょうか。
そんなに難しいもんじゃありません。酔っ払いだってできるんですから(笑)
お店によって”ホッピーの完成形”が違うと頼み方も違ってくる
「ホッピーちょうだい」と注文すると、できあがったホッピーが出てくるお店と焼酎の入ったグラス、ホッピーのビンが出てくるお店があります。バラバラで出てきた場合、ホッピー経験者が一人もいないと混乱するかもしれません。
# 大人っぽいものを注文したくなる若気の至りでありますよね、そういうの
さて三令にこだわるお店ならともかく、普通の居酒屋の場合は断然バラバラで出てくる後者のお店の方が安くておいしくホッピーを飲めます。(自分好み飲み方ができます)
バラバラで出てきた場合、ホッピーのおかわりを頼むときは、焼酎とホッピーの独特な呼び方があります。知っておくと迷うことがないし、ちょっぴり通っぽくふるまいたいなら覚えておきましょう。
セット・ナカ・ナカのローテーションで安上がり
難しく考えないで「ホッピーの焼酎ちょうだい」「ホッピーちょうだい」でも通用します。専門用語を知っておくと、ちょっぴり注文が簡単になる、周りから通っぽく見られるかもしれない。その程度と思ってください。
さてホッピー独特の呼び方として、焼酎を「ナカ」、ホッピーを「ソト」と呼んでいます。注文するときもこの用語を使うと、酔っぱらってろれつが回らなくなったあなたでも失敗なくおかわりをすることができます。
だいたいホッピー1本で3杯分なので注文のローテーションはこうなります。
・ホッピーセット1つ!(ホッピー1/3で割る)
・ナカおかわり!(中身の焼酎だけおかわりして、ホッピー1/3で割る)
・ナカおかわり!(中身の焼酎だけおかわりして、ホッピー1/3で割る)
当然「ナカ」のみの注文は安いので3杯飲んでもビール2杯分くらいだったりします。増税後の厳しい状況の中ではうれしいはずです。
「だいたいホッピー1本で3杯分」と書きましたが、もちろんこだわる必要はありません1杯に1/2のホッピーを使う人もいますし、色付け程度にしかホッピーを使わない酒好きもいます。
完全カスタマイズ注文
ホッピーをセットで頼まない方法です。つまり「ホッピー(ソトだけ)」「氷」「焼酎」で注文しちゃうんですね。
焼酎は好きな銘柄を選びます。ホッピーに使う焼酎はクセのない麦焼酎から銘柄を選ぶと良いでしょう。そして、どうせ割ってしまうので安めのもので十分です。
大勢の場合には、このように焼酎を1本頼んだ方がコスト的にも助かります。お金に余裕があるときに焼酎のボトルをキープしておくと、給料日前でお金がないときに助かります。
ちなみにホッピーと焼酎の割合は焼酎1に対してホッピー5が一番良いとされています。いつも美味しい割合でつくるには、専用のジョッキが簡単です。
専用ジョッキでいつも同じ味
ホッピー専用の業務用ジョッキがあります。これを使えばいつも同じ味にすることができます。ホッピーと焼酎の黄金比を知ってても目分量で毎回同じ味にするのは至難の業です。
専用ジョッキを見ると下の方に星が二つあります。下の星まで焼酎を入れるとアルコール5%、上の星まで焼酎を入れるとアルコール7%です。
自宅でホッピーデビューするなら
ホッピーは白も黒も一般販売用と業務用があります。
業務用を一般で手に入れるのは難しいかもしれませんが、リターナブルボトルなので酒屋に持って行くといくらかのお金が戻ってきます。自宅で安くホッピーを飲むなら業務用が手に入るルートを握っておくとよいかもしれません。酒屋の人と友達になってください。
ただし関東のみです。地方の方は残念でした。
そしてこれが重要なのですが、なぜかスーパーで買ってくるホッピーよりもお店で飲む業務用の方が美味しいんです。でも公式回答ではどちらも中身は同じなんですよ。
違いは業務用は360mlで一般用は330mlという点だけ。なのに多くの人が「業務用の方が美味い」と言います。自分もそうです。
焼酎の味でも変わりますし、飲み屋という環境が美味しいと感じさせている可能性もあります。様々な条件が業務用の方が美味しいと思わせているだけなのかもしれません。
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