これを知ったのはテレビの痩せる系企画です。そこで腹筋が1回もできなかった主婦がこの腹筋が鍛えられるやり方を実践していました。
その方法があまりに簡単だったので自分でやってみたところ、腹筋よりも背筋の方に効果があると実感しました。
腹筋・背筋を鍛えることは腰痛予防にもなります。普段運動をしない、筋トレなんてやる体力は無いという人でもこの方法なら挫折はしにくいはずです。
以前にテレビで紹介していた方法
平日の昼間の情報バラエティ番組で、主婦の方が「以前着れていた服をもう一度着たい」とか、そんな感じの企画だったと思います。
お世辞にもスマートとは言えない体型の主婦で、運動をして痩せるにしても体力的にキビしい、みたいな感じでインストラクターがそんな人でも腹筋が鍛えられる方法として紹介していました。
背筋を鍛えるって記事じゃないの?
そう、テレビでは”腹筋”のための筋トレ方法だったのです。
ちょうど自分も運動不足からくる腰痛に悩んでいたころで、腹筋なんて1回もできないというまさにテレビと同じような状況のときに自分で試してみました。
するとたしかに腹筋を鍛えてる感じはするのですが、より効きている感触があったのは”背筋”の方だったわけです。
”腹筋”運動のやり方
一般的に知られている腹筋とは、こんな感じですよね。
- 仰向けに寝る
- 膝を立てる
- 手を組んで頭の後ろにあてる
- 腹筋に力を入れて体を起こす
- おなかとひざがつくくらい近づける
最後の部分は大げさですが、イメージとして。
体を起こせるほどの体力なんて、ない!
腹筋の筋トレができない理由の1つはこれじゃないですか?まさに本末転倒。起き上がるための筋力をつけたいのに、それがないためにできない。
これから説明する方法を朝とか夜に布団の上でやる程度、3日ほどつづけたら手を使わずに背筋と腹筋の力だけで体を起こせるようになりました。
実績ありの方法です。
背筋を鍛えるための腹筋運動のやり方
開始の姿勢は体育座りをして、手を放した体制をしてください。
できましたか?では運動開始です。
- 手・腕が邪魔にならないように胸やおなかのあたりで組む
- そのままゆっくり後ろに体を倒す
以上、これで1回おわり。また手を使って体を起こしてから2回、3回と続けましょう。
ポイントは背中に力が入っていることを意識すること、できるだけゆっくり倒すようにすること、です。
こんなので筋力が鍛えられてるの?
大丈夫。あなたの筋肉は少しずつ鍛えられています!
挫折の原因「体が起こせない」というのは、じつは腹筋が弱いからではありません。背筋が弱くて起き上がるときの体を支えることができなかったからです。
ポイントとして書いた背中に力が入っていることを意識するというのがミソで、これが背筋を鍛えてることになるんですね。
背筋を鍛えることができれば、体を起こすやり方の腹筋運動だってできるようになります。
さらに優しく
身体を倒すときは、最後まで倒すよりも途中でやめて最初の姿勢に戻るようにする方法もありです。
後ろに体を倒す角度を「これ以上倒したら支えられない」というところで止めて、そのまま少しキープしてから元の姿勢に戻る。
この方が負担が少なくて効果が高いように感じました。
もちろんキープが厳しかったら後ろに倒れこんでもOK。ただし背中に力を入れるようにしてください。ただ倒れこんでいてはトレーニングになりませんからね。
テレビで試した主婦の結果は?
始めは1回すらできなかった主婦の方も、このやり方で通常の腹筋運動ができるようになりました。そこから少しずつ運動量をあげてました。
その結果、1か月後くらいにみごと企画は成功してました。
いきなりハードなトレーニングをしても身体がついてこないか、できなくて挫折するのがオチです。自分の体力に合わせて地道に続けていれば希望もあります。
腹筋ゼロ回をこの方法なら克服できますよ。