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GWに日帰りでいちご狩りはもう遅い?美味しい品種と見分け方

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ゴールデンウィークになると、いちご狩りは人気がなくなります。料金が安くなるからと言ってみるとがっかりする人も少なくありません。

それは、その時期に適した品種を選び、そのときに美味しいいちごを見極めていないからです。2月頃のいちご狩りのピークとは違って「どれを食べても美味しい率が高い」とは言えません。食べる側にも選択眼が要求されるんです。

でも安心してください。ポイントはここに書いてありますから。

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GWだって日帰りでいちご狩り行きたい!

いちご狩りのシーズンというと、まだ寒い2月ごろというイメージがありますよね。ゴールデンウィークに入ってしまうと味が薄くなって美味しくないとか、数が少なくなるとか。あまり良いイメージがない人もいることでしょう。

子どもは旬なんて関係なしに「いちご狩りに行きたい」「いちご食べたい」なんて言い出すことがあるから困りますよね。

いちご狩りのピークとしては2月頃なのですが、本来の苺の旬は4月~5月頃なんです。品種改良の努力の結果、長い期間いちごが楽しめるようになったという訳です。

そう考えると、探せばあるんです。GWでも美味しい苺が食べられる場所は。

なぜ美味しくないと感じるかというと、人気のある時期を過ぎたということもあるでしょうが、気温に理由があります。もう暖かい4月下旬以降は、晴れの日はハウスの中も蒸し風呂状態のようになることがあります。

それにいちご自体も冷たい方がおいしいと思うでしょ?気温と苺の温度が両方高くなってしまうと、人の味覚は本来の味以上に「美味しくない苺」と認識してしまうのです。

だからGWでもいちご狩りを楽しむために、3つの条件を知っておくとよいでしょう。

  • 気温の低い地域に行く
  • 温かくなっても美味しい品種を選ぶ
  • 美味しい苺の見分け方を知る

たとえば、北海道まで足を延ばせば7月ごろまでいちご狩りが楽しめます。だからゴールデンウィークの時期でもぜんぜんOKなんです。

大雑把に桜の開花時期を基準に考えてみれば、東京よりも約1ヶ月ほど遅いのです。だから5月のゴールデンウィークは関東で言えば4月上旬ということです。ギリギリ間に合うとイメージできましたか?

それに関東であっても、この時期に適した品種を選べばガッカリを回避できます。

イチゴ狩りで美味しい品種は?

いちごというと関東では、とちおとめが有名です。スーパーでも良く見かけますし、甘くておいしいですよね。

では、とちおとめの旬やゴールデンウィークの気候と合わせて考えてみるとどうでしょうか。温かい時期にぬるくなったとちおとめは、間の抜けた味に感じるはずです。つまり普段よりも美味しいとは感じにくいということです。

どんな苺が美味しいと感じるかというと、それは酸味のある品種です。「甘くておいしい」を期待していちご狩りに行くとは思いますが、この時期はどちらかというと適度に酸味のある品種の方が美味しいと感じます。

そこから考えれば、紅ほっぺなんか良いのではないでしょうか。酸味が勝って甘みが足りないなーと思ったら練乳を付けてちょうど良いでしょう。

また、さちのかも酸味と甘みのバランスが良いのでおすすめです。

どちらもゴールデンウィークも美味しく食べられる時期ですし、流通量の多い品種なので扱っている農園も多いことでしょう。このように「その時期に美味しいと感じる種類のいちご」を目当てにして場所を探すというのも一つの手なんですよ。

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イチゴ狩りでおいしいイチゴの見分け方教えます

それでもやっぱり、時期的にいちご狩りは終わりのシーズンです。だから「人が少ないから独り占め!いっぱい苺が食べられる!」なんてことはありません。だんだんと人気がなくなるので、料金的にもお安くなっています。

ピーク時はいいんです。目についた立派そうなのをパクパク食べていけば。だけどこの時期は違います。ちゃんと見極めないと美味しく無い苺もあるということです。

そこで美味しい苺の見分け方です。これはゴールデンウィークに限らず、シーズン通して使える見極め方なので、覚えておくと次のシーズンからも使えますよ。

  • 熟した身の小さいもの
  • 身が温まる前の早朝を狙う
  • 日影になっている側のいちごを狙う
  • 歯の陰になっているものを選ぶ
  • 晴れの日は避ける

共通するポイントは「できるだけ温まっていない苺を選ぶ」ということです。さっきも書きましたが、温まったいちごは美味しいと感じにくいのです。

もう1つ美味しく食べるテクニックを教えましょう。それは冷えた水を持っていくことです。水筒に氷水を入れておきましょう。お皿に入れた氷水に、ハウス内の高い気温で温まっている苺を浮かべて冷やすんです。

少し待って冷えたいちごを食べれば、ほら、美味しいでしょ!

最近は「洗ってない苺は食べられない」という人もいると聞きます。でもこうやって冷やしつつ、洗いながら食べるということもできるなら安心ではないですか?

さいごに

あまり人気のないゴールデンウィークにいちご狩りを楽しむためのポイントについて書きましたが、どうだったでしょうか。

ちなみにいちごを摘むときは中指と人差し指で茎を軽くはさんで、親指で苺を軽く押さえつつスナップを利かせてひねるようにすると上手に摘むことができます。強引にぴっぱって茎を引きちぎるようにすると、もうそこに苺が付かなくなる場合もあります。1度やってみれば簡単なので、やさしく扱いましょう。

時期的には不人気ないちご狩りも、ちゃんとした知識をもってすれば十分に楽しめます。美味しい苺をたくさん食べましょう!

いちご狩りについてのまとめ

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