伊豆に泊りがけで旅行に行きました。
小さい子供もいることですし、何か遊べるようなところはないかと旅館で相談したところいちご狩りをすすめてくれたので行ってみることに。
予約なくても早めに行ったことで赤く熟した甘い苺を堪能できました。「子供が喜ぶところ」のつもりが大人も十分楽しめます。
行き当たりばったりで予定を決めるのも旅の醍醐味ですね!
息子はまだ4才だったので、息子の喜ぶようなところへ連れて行きたいと旅館の方に相談すると「いちご狩り」を勧めてくれました。一緒に泊まった叔父夫婦も参加することに。
車でいちご狩りのできる農園を目指します。のぼり旗を見つけて車を入れましたが、他の車が見当たりません。「やってるのかしら?」と不安になりましたが、すぐに農園の方が来られて「車であっちのビニールハウスに行ってください」とのことです。
車はビニールハウスの前のあぜ道に停めてくださいとのこと。それで入口に車がいなかったのですね。
受付で入場料を支払うとトレイが渡されます。トレイには練乳の入った器とへたが置けるようになっていました。農園によっては食べ放題だったり、買取方式だったりシステムがいろいろです。また、注意事項も異なるので、スタッフの方の説明はきちんと聞いておきましょう。
いちごは低いところにあるので、しゃがまないと取れません。でも子供の目線ではちょど手の届くところにあり、指で簡単に取ることができます。私が手伝うことなく、いちごが取れたので喜んでいました。
午前中の早いうちに到着したので、赤い実がたくさんありました。いちご狩りは赤い実がなくなってしまうと終了になってしまうところもあるので、早めの到着が吉です。
前の年はミカン狩りに行きましたが、ミカンは脚立に登ってハサミで切り取る必要があります。ハサミを持ったまま息子を抱き上げるのは難しいので、あまりミカンを取ることが出来ませんでした。
また、ミカンを食べるには皮をむくので、立ち止まってむく必要があります。ミカン畑は傾斜地にあるので、歩くのも止まるのも一苦労でした。
その点、いちごは低い位置で栽培され、平らですし、指で簡単に取れますし、そのまま口に入れられます。小さい子供や子供が複数いても大丈夫です。これはいちご狩りをしてみて初めて気がつきました。
畝によっていちごの品種が異なっていました。途中で隣に移れなかったので、食べ比べは出来ませんでしたが、私たちの案内されたところは「紅ほっぺ」が栽培されていました。甘みが強く、酸味が強すぎないので、とてもおいしいと思いました。
最近は大きいいちごが人気のようですが、私はあまり大きくないほうが好きです。おじは大きいものばかり選んで摘んでいたので、性格が出るなとおかしくなります。
この時の印象があまりに強烈だったようで、息子はこれ以降、叔父のことを「いちごのおじちゃん」と呼ぶようになりました。叔父もうれしかったらしく、喜んでいます。
他の畝にいた別のお客さんの子供はへたに近いところが白いものを摘んでしまい、へた側の大部分を残してトレイに山積みしていました。私たちのいた畝には赤く熟した実が多かったので、私たちの案内された畝は当たりだったのだと思います。
練乳は甘味が強いので、たくさん付けすぎるとすぐに飽きてしまいます。少しずつつけたり、つけないでそのまま食べるなどして飽きないように食べるのが良いでしょう。
ビニールハウスから外に出てしまうと、戻れない仕組みになっていたので、トイレなどは済ませておきましょう。
ビニールハウスは土ですので、汚れても良い服、スカートよりもズボンの方が引っ掛かったりしにくいです。くつもスニーカーなどが良いでしょう。ヒールのある靴だとビニールを破いてしまうことがあります。農園によってはスリッパに履き替えるところもあります。
バックもショルダーバックが良いと思います。リュックサックも両手があいて便利ですが、後ろの人にぶつかりやすいので、注意します。
食べてみて、とてもおいしかったので、お土産としてたくさんいちごを買って帰りました。仲の良い友人にお土産として渡そうとしたら、風邪でダウンしていました。お土産はお見舞に早変わりです。ビタミンを補給すると風邪もひきにくいですし、食欲のない時でも食べやすいですね。
さいごに
失敗してしまった点は2つです。
一つ目は、夫は出発前に慌てて荷物を詰めたので、シャツがしわだらけになってしまい、みっともなかったので、ハウスの中で暑くてもジャンパーが脱げなかったと言っていました。そんな影響があったのですね。
もうひとつの失敗は帰りにトイレに立ち寄らなかったら、渋滞に巻き込まれてしまい、車でトイレをずっと我慢することになってしまいました。叔父夫婦もいたので「トイレに行きたい!」となかなか言い出せず、困りました。
トイレは早めに行っておくべきですね。小さい子供がいる場合は、念のためオムツを持っているといざという時に役立ちます。覚えていられるような歳になってからのおもらしは、かなりショックが大きいようなので、注意をしたほうが良いでしょう。
このあと娘が生まれました。自分でいちごが詰めるようになったら、また行きたいと思っています。