昨年ですが、料金が安くなる4月を狙ってイチゴ大好きな夫と幼稚園児の息子と一家三人で、イチゴ狩りを楽しんできました。
千葉県在住の我が一家ですが、他県の、特に関東圏以外の方々が千葉のイチゴにどのようなイメージをお持ちか、微妙に存じません…イチゴと言うと、栃木や静岡のイメージをお持ちの方も多いと思いますが、我が千葉県もかなりのイチゴ天国なのです!
時期になるとスーパーには地元千葉県産のイチゴが並び、道の駅や地元のお菓子屋さんには千葉のイチゴを使ったスィーツが並びます。都内からは房総のほうへのイチゴ狩りと花摘みなどのバスツアーが大人気なのです。
特に有名なのが成東のイチゴ狩り街道。シーズン中には国道126号線沿いにイチゴ狩りのノボリが建ち並び、下調べせずに行くと迷ってしまうこと必須です。
我が家も例年ですと何となくで決めたイチゴ農園に入りそれなりに満足していたのですが、昨年は息子の幼稚園のママさんがおすすめの農園を教えてくれたので、そちらに行ってみることにしました。
千葉のいちご狩りでおすすめされた農園に行ってみたら
その教えてもらった農園は山武市の相葉苺園というところです。こちらは「超人気の農園で、イチゴが食べ尽くされた翌日は、しばらくお休みをすることもある」とも聞いたので、ブログで開園情報を調べてみたところ、なかなか良さそうでした。
また、お客さんがその日の分のイチゴの見込みに達してしまうと早く閉園してしまうこともあると言うことで、土日の9時半の開園に合わせ、早めの出発です。
ところが!場所の下調べをしていたにも関わらず、街道から沿れた苺園が判らず少々迷う夫…何しろ畑の多い地域なので、ウッカリすると細い農道に迷い込んでしまいそうになります。
ようやく「相葉苺園」の看板を見つけ、その角の道を次々入っていくファミリー連れらしき車。やれやれやっと着いた…と安堵しつつ、その角の道に入ってびっくり仰天。狭い道はクルマクルマの大渋滞で、苺園はどこ??という光景。
渋滞の車に向かってアルバイトらしき男性たちが、必死に誘導をしています。どうやら一般の車両や近所の住民の方に迷惑を掛けず、スムーズに駐車場に入れるよう、順番に案内をしているようでした。
その甲斐あって、思ったよりもすぐ駐車場に停車でき、さあイチゴ狩り…と思ったら、またのビックリ。受付の前には長い行列が。
すっかりイチゴ狩りモードになっていた息子がグズるかと思いましたが、こちらもさほど待たされることなく済み、ロッカーに手荷物を預け、グループごとに各ハウスへ案内されました。
このロッカーに手荷物を預けるシステムは、私はこちらが初めてです。イチゴ狩りって両手が塞がる上に、手がイチゴの汁まみれになります。ウッカリ大きなバッグで行って、イチゴの汁を付けたりしたらと考えると(これ、地味に落ちにくいです・泣)、なかなか良いシステムと思います。
小さなショルダーバッグ程度でしたら何も言われないようなので、スマホやハンカチ、ウェットティッシュなど必要最低限のものは持ち込めました。
チーバベリーをいちご狩りで食べ比べたら?
いよいよイチゴ狩りスタート♪案内されながら、苺園のビニールハウスの数や広さにもまたまたビックリ。お客さんも沢山いますが、ビニールハウスの中は広く、ゆったりと楽しめます。
外は寒くてもビニールハウスの中は暖かで、かすかに蜜蜂の羽音とイチゴの甘酸っぱい香りに満ちて、何とものどかな風景です。お孫さんを連れてきたらしい年配の強面の男性も、はしゃぐお孫さんたちと楽しそうにイチゴを頬張り、幸せな雰囲気に満ちています。
そしてホームページに紹介されていた、こちらの最大の売りが「毎年15品種程の品種を栽培。その日の生育状態を見ながら、6~8品種を食べ比べできるようにしております」というものです。私たちが行ったときはシーズンも終盤の4月でしたが、やはりそれくらいのイチゴが食べ比べが出来ました。
とちおとめや紅ほっぺなどスーパーでよく見かける代表品種のものは、やはり安定して美味しく、名前は忘れてしまいましたが、希少種であるらしい白っぽい種類のイチゴがなかなか美味しいのも驚きでした。
しかし、何と言っても感動したのは開発して間もなかった千葉県のオリジナル品種の「チーバベリー」があり、これが大粒なのにとっても甘くて繊細な酸味があって、他のどの品種よりも美味しかったこと!
千葉県のマスコットキャラの「チーバくん」大好きな息子は、名前から、「チーバくんが作ったイチゴなの~?」と大興奮していくつも食べていました。とにかく息子が食べること食べること…スーパーのイチゴで軽く2パック以上は食べて、入場料の700円の元は取ってしまいました。
夫も色々食べ比べて、お気に入りの味を見つけて満足そう。新鮮なイチゴはほんのりバラの香りがするのだなぁと感激。
さいごに
40分の入れ替え制と聞いていましたが、いつまで経っても声は掛からず、50分ほどはいたような気がします。出てみると、早々に「本日終了」の看板が立っていました。もし開園してるからとのんびり出発していたら、入れなくて息子を泣かせているところでした。
イチゴでお腹を一杯にした息子を心配してお手洗いを急かしましたが、来客数に対してお手洗いの数が少ないのはちょっと困りどころでした。お土産はなかなか充実していて、プリンやジャムやアイスなど、美味しそうでしたよ。
今年も来年も今後は山武市の相葉苺園にお世話になると決めています!
甘~いイチゴでお腹いっぱい幸せ一杯の我が一家。しょっぱいものは別腹と、帰りに街道沿いのよさげなラーメン店に入り、お昼を頂いて帰路につきました。