私は結婚して、ご両親とは別に生活をしていましたが、夫の転職に伴い、数年前から同居するようになりました。
以前より、姑はひな祭りにとても力を入れており、3月3日が近づくと、自宅にあるあらゆるおひな様を出してきて飾って、当日には、近所の人や同じサークルの人を招いてお祝いをするということを例年行っていたのです。
その飾っている人形たちの中に、どうしても気になってしかたがない置物があります。そしてついにサークル仲間の一人が「その置物」について質問をしたのです!
義母が飾る雛人形には何も口出しできない私
私には子供が二人います。そしてともに女の子です。長女が生まれた時には、私の実家の母からおひな様のプレゼントが。そのためひな祭りには、更に増える結果になってしまったのです。
出して飾ってみると、昔のおひな様と現在のおひな様ではデザインも全然違いますね。そのためどのおひな様もきれいだなあと感じていたのです。しかし、そこに何故だか不思議な置物もあったのです。それに気が付いて何でここに?と思いましたが、姑のやること。そのため私は何も口出しをしないでひな祭りの当日を迎えました。
ひな祭り当日にある女性が質問したアノ置物のこと その答えは?
夫の実家はとても古い家です。そのため昔ながらの和室ばかり。誰かが来て話をすると、その声も筒向けになるほど。そんなひな祭りの日、近所のおばさんたちが集まってきました。私は嫁として当然不参加ですが、同じ屋根に下にいるので、何を話しているのか、何をやっているのか?という状況は丸わかりでした。
そんなときです。一人の女性が、質問をしました。「あの置物は何?」と。
それは私も気になっている置物でした。男女でついになっている人形です。男性は黒い服、女性は真っ赤なドレスを着て、フラメンコを踊っている人形でした。フラメンコというとスペインですよね。そのため二人の肌は浅黒い感じなのです。
その質問に対して姑が「男女がついになっているからいいかなと思って…」と答えたのです。そんな安易な考えで置いたのかと思うと、ちょっと笑えましたね。そして何でも話せる近所の方だったのでしょう。「なんかおひな様には合わないよね」と姑に一言。
それを聞いた姑は、そのひな祭りが終わってから、フラメンコの人形だけは片づけることにしたのです。何がこのフラメンコの人形の問題だったのか?多分人形が小さければ何の問題もなかったかもしれません。
しかしながら、フラメンコの人形が1つ50センチも高さのある人形であることが問題でした。ほかのおひな様の存在を消してしまうのではないかと思うほど。
そんなフラメンコ人形がなくなったので、なんだかおひな様もホッとしているように感じましたね。
子供たちのひな祭りは大成功!
その翌日、私の子供のひな祭りを近所の子供たちと行いました。その時には、いつものおひな様だけが飾ってありホッと安心したものです。
ただ子供たちは遊ぶのに忙しいですし、親は、おしゃべりをするのに忙しいですよね。そのためおひな様を堪能したかというと、そうではありません。じっくりは鑑賞していません。
ただ姑の関心は、みんながおひな様のコレクションをどう感じていたかということにつきます。そのため、みんなきれいだと言っていましたよと一言。そして安心させてあげました。
さいごに
おひな様は一年に一回しかその姿を見ることはありませんが、毎回飾っても新鮮な感じがしますね。そのためおひな様というイベントが大好きです。
また女の子二人の子供の成長を感じることのできるおひな様なので、私は結構楽しみでもあります。そんなひな祭りですが、近所の人たちとのひな祭りはいつまで続くのか?高齢になってきているので、毎年一人ずつ減ってきているような感じもしています。
これが一つの元気のもとになってくれたらいいのかなと感じています。
こちらの記事も参考になります
ひな祭りや雛人形が気になるあなたに読んでほしい役立つ情報や体験談のまとめ