子どもってシール遊びが大好きですよね。所かまわずペタペタ、ペタペタ。
機嫌よく遊んでくれるのはうれしいけど、ちょっと目を離したすきに床も壁もおかまいなしにシールが貼られていたりすると、悲鳴をあげてしまいそうです。
小さい頃はそれでも「まぁいいか」なんてあきらめて放置したりもしていたものでした。言ってもまだわからないし、子どもがいれば部屋が汚れるのなんて当たり前ですもんね。
でもだんだん分別の付く年齢になってくると、やはり気になるのはタンスやら壁に貼られたシールの群れ。
シールの剥がし方が悪いと跡が残ってよけいに汚く、見栄えが悪くなるのが怖いところです。そもそも不器用な私は汚くなるのが怖くて値札シールそのままにしているものが結構ありました。
みんなは、どんな剥がし方をしているのでしょうか。
シールをきれいにはがすのに有効なのは熱と油分
慎重に慎重に剥がそうとしても途中で切れたりベタベタが残ってしまいます。身の回りにあるものを使えばこれを防ぐ可能性がグッと上がるのでぜひ利用してみてください。
ポイントは「シールの粘着部分は熱と油分に弱い」です。
まずは熱でシールの粘着力を弱める方法です。使うのはドライヤー。下準備として、ドライヤーの熱を当てる前にシールの端っこを爪で少し剥がしておきましょう。
はがした部分に温風をしばらく当てていると粘着部分の温度が上がって剥がしやすくなります。ゆっくり引っ張ってみて、そのまま剥がせそうならすべて剥がしてしまいましょう。
ポイントは焦らず、ゆっくりです。
ただし温めすぎると逆にはがしにくくなるようですし、シールを張ったところの材質によっては変色や変形をしてしまうこともあります。やり過ぎないとともに目立たないところで試してみるのが良いかもしれません。
シールをはがすときに効果があるとよく言われる方法は?
次に油分を使う方法です。木製のタンスの場合は、油分が材質に染み込む可能性もあります。できればドライヤーの熱で取れればよいのですが。
比較的安全なのはハンドクリームです。
こちらもシールの表面に切り込みを入れるなどしてから、たっぷりと塗ります。上からラップなどをすると効果がより高いように感じました。しばらく時間をおいてからヘラなどで剥がしてみるときれいに取れます。
台所用の中性洗剤も良いらしいのですが、試した限りでは効果がありませんでした。
そもそも食器に貼ってあるシールは何度も洗っているのに一向に取れる気配がありませんから、材質の劣化はしにくいけど効果もそれなりということなのかもしれません。
剥がし方失敗でベタベタが残ってしまったら?
タンスの場合は貼ってある部分によって材質が劣化する可能性もあって使えないかもしれませんが、簡単なのに効果が高いのはマニキュアを落とすときに使う除光液です。
よくあるシール剥がし剤にも除光液と同じようなものなので、もっているならわざわざ買う必要はないでしょう。
シールの表面に切り込みを入れたり、ざっと剥がすなどして紙の部分に除光液を湿布します。少し時間をおいてからはがすときれいに取れます。注意点は、換気をすることと材質が劣化する可能性があることです。
中には、シールはとれてもベタベタが残ってしまうことがあります。子供が強引にはがしてきれいに取れなかった場合もありますね。
そんなときは先ほどの除光液やハンドクリームが効果があります。一部をはがしている分、浸透しやすくなっているのでやり易いかもしれません。
消しゴムでこするのも良いそうですが、やったことはありません。聞いた話では、こするほどに広がってしまい、よけい汚らしくなったという人もいるとかいないとか。
さいごに
貼っているときはいいけれど、剥がすときを思うと面倒なシール類。しかし、少し工夫をすればシールが綺麗に取れて、すでにシール跡が残っていても剥がせます。
これらの方法を使えば子どものシール遊びに恐々としなくてもいいかもしれませんね!剥がし残しを綺麗にとってしまいましょう!