山口県光市虹ケ浜であった虹の鯉のぼりプロジェクトというイベントへ4歳の息子を連れて初日に行きました!
虹の鯉のぼりプロジェクトは、宮城県東松島市と光市の浅江中学校の生徒との交流から生まれた2013年から続くイベントです。
東日本大震災を風化させないためと「震災で犠牲になった子どもたちが天国で寂しくないように」との思いで青い鯉のぼりを掲げるプロジェクト。
一般家庭で使わなくなった鯉のぼりを集めて虹ケ浜の海岸に掲げます。東松島市と光市がつながって、毎年鯉のぼりを掲げている地域交流のイベントになります。
で、いざ「お菓子まき」に参加したものの準備不足というか情報不足というか、ちょっとだけ戸惑うことがありました。私たちの失敗(?)が、誰かの役に立つかもしれません。
なかなか始まらないお菓子まきまでの時間つぶし
空を泳ぐたくさんの鯉のぼりを子供に見せたかったのと、ステージイベントの最後に開催される「お菓子まき」も楽しみの一つでした。
ステージが10:00~11:00となっていましたので、10時過ぎに会場入りして、今か今かと待っていましたが始まったのが、11:20頃でした。息子をその時間までもたせるのが大変でした。松林の中で松ぼっくりや、拾った木の枝などで戦いごっこや、かくれんぼ、砂浜でかけずり回ったりして過ごしました。
待ちくたびれそうになる中で、ようやくお菓子まきが開始。4歳の息子にとっては、初めての餅まき系のイベントです。
怪我の防止で、小3までと小4以上の2部構成。最前列に陣取り、いざ取ろうとするのですが、息子は要領を得ません。
最前列ですから、お菓子をまくおじさんに直接「ちょうだい!」とお菓子を手渡しでもらったりもできましたけどね。
ここでちょっとあせりました。お菓子をもらっても、それを入れる袋を持ってない!!あ、と思い出したのがリュックに入れてあった買い物のマイバック。
よかった。セーフです。
それを使っていざ!と息込んでみたものの…取れたのは、ラムネ、おかき系の菓子、グミなどの小さいお菓子ばかりが10個程度。
成果を妻にあとで見せると「息子が食べないお菓子ばかりね」というやや残念なコメントでした。
山口県は、餅まきが多いところです。これは一種の文化だと思います。誰も必要と告知しないのに、しっかりみんなビニール袋をきちんと用意して準備します。山口県人が最高に熱くなれる一大イベントです。
鯉のぼりは海外でも人気?外国人の姿もちらほらと
初日の4/28(日)はステージイベントがあり、地元高校の吹奏楽部の演奏、地元演劇部による寸劇などが披露されました。
海岸沿いには、マルシェが開かれていました。カレーやコーヒー、フランクフルトなどのブースの出店で大にぎわいです。ブース出展者も、予想以上のお客さんで嬉しい悲鳴をあげていたようです。
客層は、子ども連れの20代から40代が多かったですね。知り合いにも結構出会い、近況を報告しあいました。
当日に撮った鯉のぼりの翻る様子がこの写真です。結構すごいでしょ?近いでしょ?こんなの、子供がいたら見せたくなりますよね。
大きな鯉のぼりが、ところ狭しと掲げられています。外国人の姿もありました。砂浜に踊る鯉のぼりを多くの人がカメラにおさめてましたね。
風がなびくと、鯉が泳ぐようでとてもきれいです。鯉のぼりが揺れる様子はなかなかに圧巻です。イベント自体は5月5日までやっていますが、ステージイベントは初日のみでした。マルシェのにぎわいも初日がピークでしょう。
さいごに
たくさんの鯉のぼりを見ていると、多くの人達の想いでこのイベントがあることに感動をおぼえます。震災を風化させない思いもこもっています。
子どもたちは、ただ圧巻の鯉のぼりにはしゃぐだけですが、そこにある想いを考えると少し泣けてくるようなイベントでした。
次回は10:45くらいから会場入りして、あまり待たなくていいようにしたいです!一度は見せたかったこの鯉のぼりを息子に見せることができて達成感がありました。
もしお菓子まきに参加されることがあったら、会場入りの時間と入れ物には注意してくださいね!