リサイクルショップで買った洗濯機、そのまま使うのには抵抗があったので洗濯槽の掃除をしました。
事前の情報では、ワカメのような黒カビが大量に発生するようです。他人の使った洗濯機ということで、どの程度汚れているのかも想像ができませんが気分的に嫌ですよね~。
給水ホースと排水ホースはすでに汚れ落としをしていて、たしかに汚れが取れましたが排水ホースの赤カビのようなものは取れませんでした。
とりあえず洗濯槽の掃除がしたかったので、そのまま使っちゃうことにしました。でもそのうち交換するかもです。そんな高いものじゃないし。
さて今回の目玉、洗濯槽の掃除では汚れごっそり取れるでしょうか?
洗濯槽のカビ掃除をやってみた
リサイクルショップで購入した洗濯機は、東芝のAW-50GMです。以前はこれの7kgタイプを使っていました。2代目の東芝製です。
どんなふうに汚れを落とすのかは「一人暮らしで洗濯機は中古買うの嫌?洗濯機掃除用洗剤のおすすめは?」を見てください。
洗濯槽クリーナーと呼ばれる市販の洗濯槽洗剤ではなく、過炭酸ナトリウムを使いました。理由は、洗濯槽クリーナーは意外に洗浄力が期待できないという意見が多かったからです。
他にも漂白剤でも掃除ができます。この場合、塩素系よりも酸素系の方が汚れが良く落ちます。粉末のワイドハイターが良く使われていますが、自分は過酸化ナトリウムにしました。
なぜか。
過酸化ナトリウムというのは、酸素系漂白剤の主成分で、ワイドハイターには他にもいろいろな成分が入っているからです。純水に漂白剤成分だけなのが過酸化ナトリウムです。
過酸化ナトリウムによる洗濯槽の掃除方法
実際にやってみると慣れるまでは手順が煩雑で、時間がかかります。ずっと張り付いている必要はありませんが、汚れを取るための今期は必要でしょう。
- 洗濯槽に熱いお湯(40℃以上)をいっぱいまで溜める
- お湯で溶いた過酸化ナトリウム500gを洗濯槽の中へ入れる
- 2~3分攪拌する
- 8時間ほど放置
- 網で黒カビ&汚れをすくい取る
- 洗濯機を少し回して、浮いた汚れをすくい取るを気がすむまで繰り返す
- 洗濯物を入れずに1回通常洗濯コースで回す
- 槽洗浄コースで回す
攪拌のやりかたがちょっとめんどうです。
通常の洗濯をすると、洗濯槽にお湯が溜っていても注水が始まります。そうしたら一時停止、蓋を開けてから閉じ、[スタート]ボタンを押して再開させて攪拌を続けます。
長時間放置していても、洗濯槽がステンレスなのとふたを閉めているためにお湯は暖かいままです。このお湯が汚れを浮かせます。水ではほとんど汚れが取れません。
で、汚れを掬い取ってみた結果、思ったほど汚れてはいませんでした。
型番からして発売から2年ほどしかたっていないので、元々きれいだったのかもしれません。ショップの方で掃除をしたのかもしれません。
すんごいのを期待していた割には綺麗だったので拍子抜けしました。そして浮いてきた汚れをすべてすくい取るのは不可能で、切りがないです。
なのでどこかで諦めましょう。1時間ほどすくっていましたが、こんなもんです。
洗濯槽の掃除が終わってからさっそく洗濯をしてみましたが、特に大きな汚れが付着していることはありません。
これからも洗濯槽の掃除を継続することで、キレイが持続すると期待したいです。
ところで、どのくらいの頻度で掃除すればいいんでしょうね?
洗濯槽のカビ掃除の頻度は?
メーカーや機種によっても様々かもしれません。というのも、年1回でよいというメーカーがあれば、1~2ヶ月もすればカビが生えてくるという話もあります。
きれい好きの人は月1で掃除をしているようで、次いで3か月、6か月、1年という間隔でやっている人がいます。
現実的なのは半年に1回かなあ。年1回なら、大掃除の時期にやるのもいいですね。これ以上の清潔を望むなら分解して掃除するか、業者に頼むしかないでしょう。
分解は工具さえあれば自分でもできますが、戻したときに動かなくなる可能性がある完全自己責任です。業者に頼んでさえ、100%壊れないとは言い切れません。
業者では分解しての掃除と、分解しないでの掃除のやり方があるので、故障のリスクと清潔度のどちらを選ぶか慎重に考えましょう。
洗濯機のカビを防止するには?
昔のプラスチック製に比べれば格段にカビにくいとはいえ、 洗濯槽がステンレスとはいってもカビます。過炭酸ナトリウムでの洗浄結果を見たとおりです。
カビは湿気を好むので、洗濯が終わった後にふたを閉じているとそれだけでカビの繁殖しやすい環境になります。
そこで使えるのが槽乾燥機能です。でも機種によっては半日以上とかとんでもない時間がかかります。現実的ではないと思うなら、蓋を開けておくだけでもだいぶ違います。
うちは1台目のときからそうしていましたよ。
まとめ
この記事では、こんなことが書いてありました。
- 酸素系漂白剤の主成分の過炭酸ナトリウムを使う
- 掃除には放置する時間を含めて、相当な時間がかかる
- 汚れを網ですくいとるのには根気がいる
- さらなる清潔を求めるなら業者を頼る
洗濯槽の掃除について一言アドバイスするなら「根気が必要」です。
やるのは大変でもやっぱりたまには掃除をした方がいいです。白いものを洗って黒い汚れのようなものが見えたら掃除するタイミングでしょう。