わたしは仕事や恋愛に疲れてしまったときに思うことがあります。
「一人でのんびりと温泉旅館に泊まって、美味しいものを食べたり、温泉に入ったり、も~~~とにかく癒されたい!」と。
それと同時にこうも思っていました。
「女ひとりで旅をしていたら、寂しい人と思われるかな」
「女ひとりが旅館の大広間で夕食を食べていたら、周りからどう思われるだろう」
「周りが家族やカップルばかりだったら、浮くかな」
こんな風に考えちゃって、なかなか勇気が出なかった一人です。
でも本当のところはどうなのでしょうか?
女性が一人で旅行してると周りは引くのかな?
そんな心配はいりません!女の一人旅、楽しいですよ♪
まず結論です。
「あなたが気にしているほど、周りの人はあなたのことを見ていません」
旅行に行くような場所では、それぞれに楽しむことに夢中です。他人のことなんて気にしていません。
それに「旅の恥はかき捨て」と言うじゃありませんか。旅先であなたの周りにいる人は、ほぼ、二度と会わない人です。
恥ではありませんが、そんな人に「さみしい人」と思われたとしても気にすることはないのです。
でも思うところはあります。
以前に孤独のグルメという番組で画面が引いて店内を映しているときに、周りはグループでお店に来ていて楽しそうなのに主人公の井之頭五郎だけがポツンと1人なのです。
番組自体は好きなのですが、これだけは見ていて孤独と寂しさを感じました。
でもね、最近は「おひとりさま」を狙った商売も多いのです。だから周りが引くなんてことは無いし、むしろ歓迎されます。
おひとりさま大歓迎の宿があるって?
はい。女性の一人旅を狙ったプランを用意している宿が増えています。「一人旅応援プラン」なるものがあるほどです。
試しに、スマホで「女性 ひとり旅 応援 歓迎 プラン 温泉 旅館 〇〇市」などのキーワードで検索してみてください。いろんな旅館やプランが出てきます。
たくさん出てくると目移りしちゃいますが、私なら大規模旅館よりアットホームな小さい旅館を選びますね。
一人旅応援プランなら、大抵、部屋食か個室利用になっているので、孤独にグルメしなくてすみます。
これで一番気になる食事問題は解決ですね!
女性の一人旅は女将や仲居さんとの会話を楽しむチャンス!
私は風水にはまっていた時、長野県諏訪温泉にある、小さな温泉旅館に一人で泊まったことがあります。
目的はパワースポットである諏訪神社にお参りし、風水でいいとされる温泉に入ってパワーチャージすることでした。
その宿で、二人旅ではしたことのない経験をしました。
夕食の時、部屋に食事を運んできた旅館の女将とおしゃべりしたのです。二人旅なら話し相手を探す必要はありませんし、向こうも必要最低限のことしか言わないでしょう。
でも一人で泊まると、食事を運びながら当たり障りのない話題を選んで話しかけてくれます。くれぐれも「話しかけないで」オーラは出さないように。
自分からも、地元のおすすめ品、美味しいお店、おすすめスポットなどの情報をどんどん聞いちゃいましょう。
旅行に来た目的なんかを話すと、思わぬ情報が聞けたり、経験談を披露してくれたりするかもしれませんよ。
でも女将や仲居さんにいきなり悩み相談をしろというのではありません。もちろん、したければしていいですよ。
たとえば住み込みの仲居さんなんかは様々な事情を抱えている方もいますから。
話題(特に恋愛系)によっては、百戦錬磨(?)の女将や仲居さんから、ありがた~いアドバイスが聞けるかもしれません(笑)。
さいごに
女ひとり旅に二の足を踏んでいる方は、女性一人を歓迎しているアットホームな温泉旅館にチャレンジしてみましょう。
温泉にプラスして、景色自慢か、食事自慢か、女将のキャラ自慢か、などの特色で宿を吟味するのもまた楽しいものです。
楽しい旅を妄想しながら自分で企画していると、それだけでもだいぶ元気になってきます。
そして一人旅は話しかけてもらえる絶好のチャンス!旅館の中という安全な環境で、女将や仲居さんとの女子トークを楽しみましょう♪
こちらが胸襟を開けば、向こうもなにかと気にかけてくれますよ。
しがらみのない、いい意味での「他人」とお喋りすることは、非日常的な体験をするチャンスです。閉じこもらずに、人との交流を楽しんでみてください。