私は専門学校を卒業しましたが、その卒業旅行で沖縄に行きました。専門学校というと、大学よりも規模が小さく、学生数も少ないですね。私たちも一学年30人という人数で、そのうちの1/4である約8名で沖縄旅行を計画しました。
誰もが初めての沖縄。3月末という時期に沖縄はどうかな?という不安はありましたが、存分に楽しむことができた卒業旅行の思い出をご紹介します。
沖縄で憧れの美ら海水族館へ
沖縄というと海!が真っ先に想像できますが、時期は3月でしたし、私たち8名は全員女。生理的な面倒くさいこともあるので、沖縄なのにマリンスポーツは特に計画には入れませんでした。かわりに計画に入れていたのが美ら海水族館です。ジンベイザメの餌を食べるところを見たいなあと誰かが発した一言で行くことに決めたのです。
私たちは行くまで、那覇から美ら海水族館までは簡単にいけるんだろうと想像していました。でも意外と遠いのですね。また卒業旅行のシーズンに8人も乗れる車を手配することが難しかったです。
ちょっと高かったけれど、ホテルを通して車を手配していざ水族館へ。水族館はとても人が多く、ショーなども楽しむことができて感動!これからもし沖縄に卒業旅行に行く人は、あらかじめ車の手配をしていくといいですよ。
宮古島で現地の人ふれあい体験…なんて生易しいもんじゃなかった!みんな元気過ぎ!
私たちは沖縄の那覇に3泊しましたが、宮古島にも2泊しました。宮古島はとっても小さな島。そこで沖縄の島の人と触れ合う貴重な体験をしました。
宿泊したのは、普通の民家。今でいう民泊ですね。その家の方のご配慮で、夜は海の幸と泡盛で宴会が開かれました。私たちはお酒はそこそこたしなむ程度でしたが、沖縄の人の飲み方にはちょっとびっくりです!
だって、自分が言いたいことを言って次の人にバトンタッチするときには、必ずお酒を注ぎますし、注がれた人は必ず飲まないといけません。しかもそんな宴会が、数時間続くのですね。近所に若い人はおらず、みんな結構な高齢者。それでも私たちよりも全然お酒には強いのでびっくりです。
そんな飲み方をした私たちは、じわじわ泡盛にやられ、次の日には二日酔い!宮古島を出るときには、みんなが飛行機の中で吐かないか?それだけが心配でした。
宮古島の人はとても開放的で、誰でも受け入れてくれるような雰囲気のあるところ。私たちも居心地の良い場所でした。
お酒が転じて、友人一人が消えてしまった話
那覇にいるときには、8人で行動することもありましたが、8人だと結構動きにくいこともあったので、4人ずつの行動に分れたこともあります。そこで、もしや失踪事件!?な起きたのです。
それは夕食として飲みに行ったときのこと。隣の男性グループと意気投合し、そのうちの男性一人とうちのグループの女性一人がいつの間にかいい関係に!
何だか仲良く飲んでいるなあと思ったら、二人して消えてしまったのです。それも私たちが帰路につく前日。私たちは、如何しようと思いつつ、もう子供でもないんだしという気持ちであきれていました。結局飛行機に乗る前にちゃんと帰ってきたのですが、最後までひやひやしましたね。
さいごに
沖縄というと、やっぱり少し開放的な気分になるのでしょうか。青い海、きらきらと輝く太陽、そして旅行という解放感が、いつもの私たちをちょっと変化させるのかもしれませんね。
私にとっては初めての沖縄という地でしたが、また行ってみたいと思うところでした。この卒業旅行では海にはちょっと入りましたが、マリンスポーツを経験しなかったので次は是非体験してみたいと思ったものです。
卒業旅行で海外に行くという人も少なくはないけれど、日本の果て沖縄も卒業旅行としておすすめですよ。