新居を購入し引っ越してきました。憧れの一軒家で、ここに数年で開発された一軒家が集中して集まっているエリアです。
隣の家は私よりも少し早く入居していて、子供同士が仲良くなったこともあって隣の家の方とも家族ぐるみの付き合いが始まっていました。
ある日子供が発見した毛虫。一歩間違えばそれが原因で隣人トラブルにも発展しかねないのが「ご近所づきあい」です。うちの場合は…。
あわや隣人とトラブルになりかねない敷地で毛虫の糞を子供が発見!
そんなある日に私たちの子供2人が玄関近くにいて遊んでいたら、突然生垣を見て何か虫がいると言い出したのです。見ると緑色の毛虫がいました。よく見ると、たくさんの葉っぱが食べられていることがわかりました。
目を凝らすと、あちらこちらに毛虫がいるのです。葉っぱが緑色で、同じ緑色の毛虫は探さないとわからないものでした。私も隣人も昆虫などに詳しくなく、そんなところに毛虫が入ると思いませんでした。
それで隣人と一緒に調べてみたところ、ガの毛虫が生け垣の葉っぱを食べた糞が、地面に落ちてしまっていたようです。私も隣人も、毛虫が糞をすることさえ知りませんでした。我が家の玄関のところに一本ある木にもその机にいた毛虫と同じような毛虫が少しだけいました。
さらに調べてみると、毛虫には膜のようなものの中で、ある程度大きくなってから育ち散らばるものや、バラバラに葉っぱに産み付けられているものがいる事がわかりました。
毛虫の糞がコンクリートの地面に赤黒く…全然とれない!
ガの糞を見つけたのは5月を過ぎた頃。隣の家の人の生け垣の下に、黒い小さなつぶつぶがたくさん落ちていたのです。
その生け垣は、私の家の門のあたりととても隣接している状態なので、私の家の敷地内にも、その生け垣の下に落ちていた黒いつぶつぶと同じものが落ちていました。最初、私は土が飛んだんだと勘違いをしていて、普通に掃き掃除で処理をしていました。
ですが白っぽいコンクリートになっている地面についた、赤黒っぽい汚れが全然取れないのです。隣の家の生け垣の下も、掃除したようですが同じような点々が残っています。
ちょうど同じタイミングで玄関掃除をしていた隣人と「この汚れなんだろうねと」話し合う機会がありました。土にしては赤っぽい汚れが取れないのが不思議だねと、同じことを思っていました。
さいごに
隣人は最終的には薬をまくことを選びました。その次の年以降は、毛虫の糞による玄関の汚れは全くなくなり、掃き掃除もとても楽になりました。
私たちのケースでは、トラブルに発展することなく良好な関係を続けることができました。場合によっては険悪な関係になったり、どちらかが引っ越しをする羽目になったりと良くない方向に進む可能性だってあります。
そんなことにならずに、本当によかったなと思いました。
毛虫がいるかどうかは、生垣や葉っぱのある木の下に小さな黒い丸いものがたくさん散らばってないかどうか、これは葉っぱを食べる毛虫がいるかどうかの判断材料になります。
毛虫は触ると被れたり、トラブルの原因になる場合もあるので、お子さんが居る家庭等は特に、注意してみると良いでしょう。