妻と義母を連れて水戸黄門まつりの水戸偕楽園花火大会へ行ってきました。
この日はあいにくの雨…なのですが、宣伝やインターバルもそこそこにテンポよく打ちあがるため普段とは違った雰囲気を味わうことができました。
終盤に差し掛かった頃のアレさえなければ…あんな暴言飛び交う殺伐とした状態にならずにすんだことでしょう。
あの場にいた人たちとは、悪い意味で一体感味わうことになってしまったのです。
その日は夜から雨の予報が出ており、夕方になってから雲行きも怪しくなってきたので早めに帰りやすく見やすい、良い場所を取り、開演を待っていました。
かなり天候も不安定になってきたこともあり、開演の19時30分をかなり前倒しして、18時30分ごろには花火大会が開始されました。
中止にならなくて本当に、良かったです。でもこれ、最後までもつのかな?という不安はありました。
その不安が的中するかのように花火が上がり始めたころからポツポツと雨が降り出したのです。
さらに、中盤からは大粒の雨が私たちの傘をたたきつけ、終盤にかけてかなりの大雨になりました。
通常は花火と花火の合間にゆっくりとした提供会社の宣伝や煙が無くなるまでのインターバルがあるのですが、この日はそんなことを気にすることもできません。
かなりテンポアップして進んでいきました。これはこれで、テンポが良くて、逆にうれしかったり(笑)
ちょっと良い気分だったときに、それはおきました。
終盤に差し掛かったころ、誰だか知りませんが、大して歌詞も歌も良くない地元出身の自称シンガーソングライターのステージが始まったのです。
せっかく全体の進行がハイペースで進んでいるところ、花火も上がらずダラダラとした面白くもないトークと知らない曲を3曲も聞かされるハメに。
私の頭には「具合が悪くなったらあいつのせいだから損害賠償を請求しても許されるはず」という感想しか浮かびませんでした。
天候はまだ許せますが、それを無視したあの自称歌手の無駄なステージはいまでも納得いっていません。
ただただ、聞きたくもない歌を雨の中ききながら、花火大会の再開をジーっと待つしかありません。
周りにいるお客さんたちも「早く終われよ」「まだ歌うのかよ」「下手な歌とっととやめろ」「今すぐ帰れよ」という暴言が飛び交います。
こんな殺伐とした雰囲気で、せっかくの花火大会がすべて台無しになってしまいました。
あの無駄なステージのために市の税金や花火大会のために捻出した企業からのスポンサー代が支払われているとするならば湧き上がる感情は怒りだけです。
さいごに
天候を考慮して早めに始めたり、次々と打ち上げてくれたまでは良かったんですよ。
あの歌手にはギャラが発生していたのかもしれませんし、プログラムを予定通り進行しなければという義務もあったのかもしれません。
でも、あともう少し、あの場の雰囲気を読み取ってくれたら、良い思い出で終われたんですけどねー。
ちょっと残念でした。来年以降は、さらに柔軟な対応を期待したいところです。