人身事故で電車が動かなくなったためにホームで再開を待ち続けました。その駅は振替輸送しようにも、ほかの路線がありません。いま思えば、バスとかあったのかな?
1時間以上たちっぱなしだったため、背中が痛くなりました。足や腰もキツかったのですが、そのときは背中。とにかく座りたい、横になりたい、早く電車来ないかな、そんなことばかり考えていました。
そのときふと「立ちっぱなしの仕事はもう無理だな」と思いました。
以前サラリーマンをしていて、客先を何か所も訪問していたときです。朝から出かけて会社に戻ってきた頃にはさすがにクタクタでしたが、いまはたった1時間。どんだけ体力が低下しているのでしょうか。
自分の場合は体力不足が原因なのはほぼ確定ですが、その場で痛みを和らげる方法や痛くなりにくい身体づくりと、もし病院で診てもらうには何科が良いのか調べました。
立ちっぱなしで背中が痛い!
世の中には長時間立って仕事をしなければならない人がたくさんいます。足腰の痛み、足のむくみのことはよく耳にしても「背中が痛い」の声は比較的少ない気がします。
「腰から背中にかけて痛い」と一緒にとらえているのでしょうか。
腰の痛みと背中の痛みは原因が同じとは限りません。痛くなる本当の理由を知らずにいると、トンチンカンな対症療法に頼るしかなかったり、治せる・緩和できる痛みをがまんし続けなくてはいけなくなります。
背中の痛みを和らげるには?
腹筋や背筋を鍛える簡単な方法は「」や「」に書いています。別の視点で、こんなものも有効です。
その場でできる背中の痛みを和らげるストレッチ
痛みの原因は、同じ姿勢を長時間続けたためです。今回であれば背中の筋肉を動かしてあげれば痛みは和らぎます。そのストレッチがこれです。
試してみたら、立った状態でも効果ありました。
周囲に人がいる中でこの動作をするのは恥ずかしさやスペースの確保の意味から難しいかもしれません。ですがやってみると気持ちいいですよ。
運動不足、筋力不足だと、短い時間でも背中が痛くなりやすい身体になってしましまいます。ストレッチをして筋肉をほぐす習慣ができると違うんでしょうね。
今後のために痛くなりにくい身体を作るヨガ
背中の痛みとは一見無関係のようですが、心身のバランスを整えたり、身体の柔軟性が手に入れられるヨガに注目です。瞑想やリラクゼーション効果を目的に取り入れている人もいます。近くで体験できる場があれば、一度試してみるのも良いでしょう。
そのときにジムのヨガクラスでは人数が多すぎて参加できないか、満足なレッスンが受けられない可能性もあります。ゆったりとレッスンを受けたい、気軽に通いたい、という場合はヨガスタジオの体験教室も選択肢に入れておくと良いでしょう。
背中の痛みは病院で何科の診察を受けるべき?
腰や背中が痛い場合、自宅でのもみほぐしや入浴、そのほかにも接骨院で電気を流してもらったり、マッサージでコリをほぐしてもらうのが良くあるパターンです。でも痛みの原因を自己判断せずに、一度医療機関に診てもらうのも良いかもしれません。じつは椎間板ヘルニアや椎間板すべり症だったなんてこともあるかもしれませんから。
じゃあ医者に行く場合は何科で診察してもらうのが良いのでしょうか?
一般的には整形外科になります。MRIやレントゲンを撮ってもらって一時的な痛みで休息すれば回復するものなのか、治療をする必要があるものなのか詳しく調べておけば、痛くなったときの対処が変わります。
じつは意外に見落とされがちなのが内科です。内臓が原因で痛みが生じることがあるそうで。「まずは内科に診てもらえ」というアドバイスもあるほどです。いざというときに思い出せるよう、心に留めておいてください。
腰や背中に痛みを感じている人は意外に多い
10代20代でも椎間板ヘルニアやぎっくり腰をやった人がいたり、長時間立ちっぱなしの工場や飲食店のバイトは身体が痛くなって続けられないという人が意外に多いんですよね。
ストレッチ、体力づくり、マッサージやお風呂で疲れをとるといった努力をしても効果がないというときは、医師の診断を仰いでみると最善の方法が見つかるかもしれません。
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