ぷらっとこだまを利用して、新大阪から東京まで帰ってきました。「こだま」は新幹線の各駅停車です。いや~時間のかかること、かかること。
快適に過ごすための準備を怠ると、寝るしかない苦痛の4時間を過ごすことになりますよ。場合によっては寝るのすら苦痛に感じるかも!?
長時間の旅を少しでも快適に過ごしてほしいと、購入するともらえる1ドリンク引換券。どこでも好きなところで交換してくれるわけではありません。使えるお店はステッカーが目印です。
ぷらっとこだまを体験してわかった新大阪~東京 長時間の旅
ぷらっとこだまを利用すると、新大阪から東京までは約4時間かかります。のぞみを使った場合の約2時間30分と比較したら何となくわかるでしょうか。
「新幹線をできるだけ安い方法で…」
こだまでの長距離移動は事前の準備と心構えがあるのとないのとでは、快適さに雲泥の差が生まれます。
「新幹線こだまを使った移動は”旅”なんだ」という認識を持ちましょう。「鈍行列車に乗ってゆっくりと旅を楽しむ」という精神があれば4時間座りっぱなしもなんのそのですよ。
ぷらっとこだまでは、普通車指定席とグリーン車指定席が選べます。新大阪~東京の場合は、その差1,500円です。ぷらっとこだまを利用して浮かせた金額の約半分をつぎ込む価値があるのかないのか…。
普通車の座席は狭いです。単身でチケットをとっている場合は、その近さがストレスになるかもしれません。足を延ばす空間は十分確保されていますが、横幅の快適性では落ちます。
また、座席が窓際なのか通路側なのかも一長一短があります。
4時間もの間、窓際で座りっぱなしというのは難しいと思います。トイレに立つこともあるでしょう。タバコを吸いたくなるかもしれません。それでなくてもエコノミー症候群の防止のために立って歩いてリフレッシュもしたいでしょう。
そんなときに毎回気を遣うのは、ちょっと嫌です。そう思って通路側のチケットをとったのですが…。
各駅停車なので、窓際に座った人が頻繁に入れ替わるんです。2晩ほどまともな睡眠時間をとっていなかったので熟睡したいのですが、駅に着くたびに降りるのではないかと気になってしまいました。のぞみを利用していれば、少なくとも名古屋から先はゆっくり寝る時間が確保できますね。
ぷらっとこだまではコンセントが使える新幹線を選ぼう
4時間もの長旅です。パソコンを開いてカタカタやっている人が大勢いました。自分も周囲が気になって寝るよりもiPhoneいじっている時間の方が長かったかもしれません。
電源の確保については、夜はオールすることを前提にしていたので充電器を持ち歩いていましたから何も問題ありませんでした。
ですが、そうでない場合は新幹線にコンセントがあるかないかが生命線になるかもしれません。ぷらっとこだまでは、新幹線の機種によってコンセントの有無が決まります。新幹線でコンセントを使いたいなら、N700系 のチケットを取りましょう。
そして、もし電源を確保できる座席は次の通りです。
- 座席は窓際(A席、E席)
- 最前列か最後列
- グリーン車はすべての座席
ぷらっとこだまのドリンク引き換えができる場所は?
ぷらっとこだまのチケットを購入すると、1ドリンク引換券がもらえます。これの注意点はただ一つ、交換してもらえる場所が決まっているということです。
新幹線の改札内にある「ぷらっとドリンク券引換店」「ぷらっと・旅 クーポン券引換店」などのステッカーが目印です。(あーなんで写真撮るの忘れたんだろう…)
交換できるのは630ml以下のソフトドリンクや350ml以下のビール缶です。100円プラスすればワインもいけます。
そして盲点なのが、車内販売では使えないことです。新幹線に乗る前に対象店舗で買わないとダメです。時間ギリギリで飛び乗る→車内でゆっくり購入の流れはNGです。まあ、こだまに車内販売はありませんけど。
正直、駅構内での飲食は割高です。1ドリンクでも貴重な引換券、有効に使いましょう。
さいごに
ぷらっとこだまでの新大阪~東京間の移動は、普通車指定席だと必ずしも快適とは言えません。快適さを求めるなら、せめてグリーン車をできればのぞみに乗るべきです。
小手先のテクニックを使わずに3,000円ほど安くチケットが入手できて、1ドリンクまでもらえるのですから、時間を気にしない余裕を持った旅行を計画しているなら、悪く無い選択ではないでしょうか。
行きは「早く着きたい」という気持ちが強いでしょう。帰りは「のんびりでもいいかな」と思えるなら、こんな選択肢もあるんだなと。
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