世の中にはどうしても朝起きられない人、遅刻してしまう人というのがいます。でもたかが遅刻くらいでクビ、いわゆる解雇されることってあるんでしょうか?1回や2回くらいならOKじゃないんですか?
「何回くらい遅刻したら解雇されるんだろう…」じつはこのような不安を持っている人が結構いるんです。
「そうだ!そうだ!」という人、「そんなに厳しくないでしょ」という人、あなたはどっち派ですか?
社会人が遅刻でクビになるのは何回くらい?
この記事では電車の遅延などでの遅刻は別だとします。寝坊や間に合わなかった場合の遅刻です。
さて、会社員も人間です。どうしても朝起きられない事ってありますよね。ギリギリ間に合うはずが不測の事態で遅刻することになってしまったとか。
じつは「1回でも遅刻したら即クビだからな」と言われる会社があるようなのです。でも普通はこんなことはありません。もしクビになりそうになったら就業規則をしっかり読みましょう。就業規則には遅刻を何回したらうんぬんかんぬん…と書かれているはずです。
多くの場合は、上司からの指導や会社の研修など改善策を講じてから解雇されるはずです。だから”即解雇!”はありません。もし懲戒解雇をするにしても段階があります。普通は戒告からはじまり、減給、停職そして解雇です。
遠くの方に解雇の2文字が見えてくる遅刻回数は…3回くらいからでしょうか。これは法律で決まっているようなものではなく「だいたいそんな感じだよね」という感覚的なものです。
たとえば仕事上のミスも「3回までは大目に見てやる」「わからないことがあったら聞け(=3回までは教えてやる)」という暗黙のルールというか、そういう雰囲気があります。なんとなくね。それの延長線上で、遅刻も「だいたい3回くらいは仕方ないな」と思ってくれます。怒られますけどね。
それでも月に3回とかやっていると風当たりが強くなりますから、職場での居場所の無さを感じはじめるかもしれません。
会社にほぼ毎日遅刻してるけど数分だから大丈夫だよね?
「遅刻って言ってもさ、2~3分なんだよ、ちょっとくらい良くない?」
これも遅刻は遅刻。タイムカード的なものが無いとしても見ている人は見ていますし、一緒に仕事をしている人は不快感を持っているはずです。単体でクビになることは無いにしても、ナニかがあったときにこれが大きなマイナスとなることがあります。
また、遅刻ではないとはいえ、ほぼ毎日ギリギリの出社も印象は良くありません。続けていると注意くらいはされます。
新人時代に、(9時出社の会社なら)9:00には動き出せる状態でないといけないといわれませんでしたか?9:00から仕事を始める準備をしているようではいけないのです。すぐに仕事ができるように前もって出社して準備をしているように教育されていると思います。
# 今は違う?考え古い?
でもギリギリ出社で、いつも仕事の開始が遅いようだと、このようなことを思っている上司が必ずいると思ってください。
さいごに
社会人にとって、遅刻はある意味では仕事のミスよりも評価が落ちる場合があります。遅刻は人間性そのものを疑われる可能性があるからです。
遅刻で即クビになることはふつうありませんが、もし遅刻が解雇の理由かもと思える場合は、他にもマイナス要因が積み重なっていないか、振り返ってみた方が良いでしょう。