夫の実家から鯉のぼりをもらいました。
日々変化する息子をお世話に夢中で意識の端に追いやっていましたが、今年はいわゆる「初節句」。夫や義父の力を総動員して、わくわくと(相当に苦労しましたが)お庭に飾ってみました。
たしかに立派な鯉のぼりなのだけれど、結構折れそうで怖い!!
飾ったのは鯉のぼりの大きさ4m、ポールはアルミで長さ8mの大きめなもの。我が家は大きな川沿いで風も強めで夜中は鯉がばっさばっさという音で目覚めることもしばしば。
いつかポールが折れるのではないかと戦々恐々とていたので、実際のところどうなのか詳しい人に聞いてみました。
組み立てる前にポールの状態は要チェック!?
もともと鯉のぼりは屋外に飾るように作られたものですので、ずばり、簡単に折れることはありません。
構造的にも鯉のぼりのポールは丸く、外力を分散させる力が働きます。だから折れにくいということです。四角い棒の方が折れたり曲がったりはしやすいのですって。
ただ、我が家の場合のようにお下がりでちょっと歴史のあるものは気遣ってあげた方が良いみたいです。
設置時に締め付けすぎたり、ぶつけたりしてくぼみや傷ができると、そこからしなったり折れたりしやすくなります。だから古いものは組み立て前に状態をチェックした方が良いのです。
一年のうち使う期間も短いですから、しまっているうちに傷ついたりすることもありますもんね。
新しいものでも、組み立て時は取り扱い注意!ですね。どこかにぶつけたりしないようにしましょう。
風の強い日はポールが折れたりしないの?
ただ、いずれにせよ夜間や風の強い日はやはり降ろした方が良いようです。
最悪の事態として「ポールが折れる」が想定されますが、それ以外にも風で鯉のぼり自体が傷んだり、音がうるさくてご近所さんに迷惑を掛けてしまったりする場合もあります。
そもそも私自身がうるさいなって気になります。結局のところ自分の精神安定のためにも心配しながら掲げるくらいなら、不安のない日に気持ち良く上げた方が安心ですよね。
これまで我が家では雨の日も夜中も今のところずっと上げっぱなしでした。ちょっとズボラすぎでしたかね。
少し面倒ではありますがせっかくいただいた大事な鯉のぼりですし、長く使い続けるためにもこまめに様子を見てあげようと思いました。
鯉のぼりの設置でお友達がこぼしたボヤキとは?
その他にも鯉のぼりのタイプによっても注意することがあるとお友達から教えてもらい…いや、ボヤかれました。
「折れる」が一番恐ろしいですが、風の強い場所では支線のあるタイプだと線に絡み付いて、それも相当に厄介なんだそうです。
うちのは支線なしの基部をコンクリートで埋め込むタイプなので、今のところその心配はありませんが、支線で補強しているタイプなら、注意したい点ですよね。
もし鯉のぼりを選ぶ方がいらっしゃれば、個人的には戸建てには後者の埋め込みタイプが良いのではないでしょうか。お友達のお家が支線タイプで、少しでも風が強いと鯉のぼりが絡み、毎回降ろして外すのが大変…とこぼしていました。
埋め込みタイプは最初の組み立ては苦労しましたが、一度基部を作ってしまうと来年以降は楽ちんです。ただし使わない期間は、基部が埋まってしまわないようにフタをお忘れなく!
さいごに
私自身は姉妹しかいなかったので鯉のぼりは新鮮で、晴れの日にはためく姿にはうっとりしてしまいます。
これから毎年あげるのかーと思ったら、いくつくらいまで掲げて良いのか諸説あるんですね。子供が7歳までという方もいれば、いくつまででも上げて良いという話も聞きました。
息子が少し成長したら、一緒に組み立てるのも楽しいかも。少なくともそれまでは、私と夫の気力が尽きませんように。
そしていずれ息子の子供の世代にも受け継いでいけたら、こんな素敵なことはありません。そのためにも風や雨には注意して、大事に守りながら掲げてゆきたいと、ズボラ母ながら決心するのでした。