子育て

小学校一年生になってトイレでお尻拭かない子供どうしたら?

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いよいよ我が子が小学校へ!

ランドセル、筆記用具、給食袋、入学式の服…などなど、必要な物はひととおり揃えて準備万端。

幼稚園でも別段生活には問題なく、不安なんてひとつもないはずの我が家の長男にはひとつ問題がありました。

トイレです。

それも小さいほうではなく、大きいほう。彼は卒園を迎えても自分でお尻が拭けず、拭けない状態で入学しました。

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思えば長男はトイレトレーニングの時から困難が多い子でした。

入園を意識する2歳半くらい、まずトイレを見せねばと思いドアを開けたら号泣。見せただけのトイレがいきなり怖いものだったようです。これは予想外でした。

さすがに3歳をすぎるとトイレ自体は恐怖ではなくなったようですが、用を足すことはまったくできないまま。

トレーニングパンツを使ってみたり、漏らす不快感を味あわせたり、しょっちゅう水たまりを作り掃除したり、イライラしながら色々試したものです。

が、せめて入園はパンツでという親の願いと焦りを完全に無視し、おむつで入園しました。幸いにもおむつOKの園だったのでそこのところ心配はありませんでした。

そして入園前の親の焦りをあざ笑うかのように、入園2か月ほどであっさりパンツになりました。あの苦労とイライラと不安と焦りは何だったんだ…。思っても仕方ありませんが。

でも男の子なので、立って用を足す小さいほうは拭く作業が必要なかったのです。

お尻が拭けないという実は大きな問題は残ったままでした。女の子ママはあまり気づかないのですが、男の子は生活の中で「トイレで拭く」頻度が少ないのです。

長男はどうやら「しなくてもいいことはしない」と考えているふしがあるようで、入園まではトイレに行く必要性を感じていなかったようです。

おそらく入園後に当たり前にパンツで、当たり前にトイレに行く多くのお友達を目の当たりにして、ようやくおむつを卒業する気になったのでしょう。

幼稚園の滞在時間はたかが知れているので、トイレ(大)は我慢できてしまいます。

おむつ卒業から2年たって年長になり、入学を意識したとき、私は入園前同様に「自分でお尻が拭けない」問題に焦りを感じていました。

ある日のこと。

「そろそろ自分でお尻拭いてみない?来年学校行ったら困るよ」
「やだ、できない」
「今から練習しないとできないと思うんだけど」
「できない」
「じゃあ学校で先生に拭いてもらうの?幼稚園とは違うんだから!」
「……」

完全にこの持っていき方はダメ親なパターンでした。

だけど長男はおそらくこのときも「しなくてもいいことはしない」と考えており、毎日私におしりを拭かせていたのです。

家からも近いんだし、学校でも我慢したらいいんだ。その程度に考えていたのだと思います。

日々さりげなく自分で拭いてみようよと声掛けを続けましたが、年長の冬休みが終わっても、卒園しても、あまり乗り気にはなりませんでした。

自分で拭く練習はするようになり、それなりに拭けるようにはなりました。でも毎回私がチェックしないとダメでした。

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4月になって入学受付がありました。

小学校の先生は何か不安なこと、何でもいいのでおっしゃってください。と言ってくれたので、あまりに不安だったそのことを伝えました。

入学するにあたってはそれ以外に心配することは本当に何もありませんでした。

そして入学。すぐに午後までの5時間授業になり、帰宅した長男がぽつりと言いました。

「今日、学校でした。自分で拭いた」

どうやらそれが2日間ほど続いたらしく、それ以来長男は朝出かける前に家で用を足し、自分で拭いて、私のチェックはあっさり不要になりました。

何でしょうこのデジャブな感じ。

あっ、おむつの時と同じだ!!
あの苦労とイライラと不安と焦り…何だったんだ!!労力返して!!

さいごに

トイレトレの時も、今回の件も、周囲の先輩やママ友からは「焦ることないよ」と言われ続けていました。

こちらが真剣に相談しているのに、みんなが軽く答えるのでそれにもイラっとします。ですが、本当に「焦ることない」。その通りでした。

トイレで焦るお母さん。焦ることないですよ。

長男のことで散々焦った私も、今は悪意など何もなくそう言えます。だから私みたいにイラっとしないでくださいね。

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