それでもあなたはえごま油を選びますか?
えごま油が人気でスーパーでは手に入りにくい状態が続いていますね。「林修の今でしょ!講座」というテレビ番組で紹介されたのがきっかけでしょう。
番組では、えごま油が認知症やうつ病の対策として有効だと紹介していました。オメガ3脂肪酸のひとつであるα-リノレン酸がとんでもない量を含んでいるとか。小さじ一杯程度で1日に必要な量を補えるそうです。
自分も見ていて「明日はえごま油がなくなるな」と思っていたら、案の定。
ネットでも楽天やアマゾンのような有名どころでは入荷待ちが多いようです。すぐに手に入れたいならLOHACOが穴場のようです。チェックしてみることをお勧めします。
えごま油よりチアシードの方が良いと思った理由は?
たしかに、えごま油のα-リノレン酸含有量はズバ抜けています。その意味では、えごま油がベストの選択のようにも思えます。
でもね、前は”もこみち効果”でオリーブオイルが流行りました。ついこの前はココナッツオイルです。そして今回えごま油。「何種類ものオイルを使いきれるのかい?」と思うわけです。
しかも”油”ですよ?ダイエットを気にする女性からメタボなお父さんまで、日々カロリーと戦っているはずなのに何種類ものオイルを毎日摂る勇気がありますか?含有量が高くても、油であることが最大の欠点だと思うのです。
小さじ1杯(5cc=5g)のカロリー比較
えごま油 9kcal/g × 5 = 45kcal
チアシード 3.3kcal/g × 5 = 16.5kcal
本音は単純に「使い分けめんどくせー」「油ばっかあっても使わねー」な訳ですが(笑)
そこでチアシードですよ
違う目的で購入したチアシードですが、これもα-リノレン酸を比較的多く含まれていることに注目をしてみました。えごま油に比べれば1/3程度の含有量ですが、他の食品に比べれば十分な量です。
チアシードは栄養価が高いうえに無味無臭で料理との組み合わせやすさは、えごま油より優れています。
購入したチアシードの栄養成分はこちら。
ただし熱には弱いらしいので、こんな使い方をしている人が多くいます。
- ヨーグルトに混ぜる
- スムージーに混ぜる
- ドレッシングに混ぜる
自分はこの前、醤油の中に入れて刺身につけて食べてみましたが、違和感はありませんでした。熱を通さない料理に使うと考えれば応用範囲は広そうです。
注意点は、水分を多めに取らないとおなかの中の水分を吸収して便秘を誘発するかもしれないということです。あと入れ歯の人は挟まる可能性がありそうなのでゴマとかイチゴの種とかが気になる人にはすすめられないかもしれません。
夜食代わりに使えるか?
チアシードを購入した時の目的がコレでした。
はっきり言って夜食の代わりにはなりません。なぜならチアシードだけでは食べた気がしないからです。歯ごたえはありませんし、固形物を飲み込んだ時の感触も得られません。「水飲んでがまんしろ」と同じだと思ってください。
ただし少量の夜食にチアシードを組み合わせるのはアリです。
少量の夜食にチアシードを組み合わせるのはアリ
チアシードは水分を吸って10倍ほどに膨れ上がります。ということは、少しの量で満腹感が得られるということです。ダイエット中の食材として好都合ではありませんか?
固形物を食べた満足感とチアシードが水分を吸って満腹感が得られます。たとえば豆腐+チアシードなら比較的少ない罪悪感で夜食を食べることができるでしょう。
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