さあ、夏に向けて戦闘準備開始!
もう少しすると蚊の音と虫刺されのかゆみに悩まされる季節がやってきます。
「虫よけ当番」や「虫コナーズ」といったベランダにかける虫よけ剤が蚊には効果が期待できないとわかったのが今年の初めでしたが、この夏はどうしますか?
今年の虫よけはどうする?
「蚊への虫よけ効果は根拠なし」とニュースで発表されて話題になったのを覚えていますか?
これらの製品が虫よけ効果をうたう「ユスリカ」は人を刺して血を吸うことはないが、複数の社は取材に対し、消費者の一部に吸血する「アカイエカ」などの蚊との混同があることを認識していると答えた。
空間用虫よけ剤「表示根拠が不十分」 4社に措置命令:朝日新聞デジタル
自分も数年前からベランダにつるしていました。ところが、寝るとやってくるあいつらに対してはプラシーボ効果しかなかったわけです。
さて今年の夏はどうしましょう。
アロマオイルで虫よけスプレーという手も
アロマオイルの素人がネットに情報を求めていると、香りを楽しむ以外にもたくさんの使い方を教えてくれます。
その中で以前から気になっていたのが「虫よけ」としての使い方です。
気になってはいても、これまでは「へー、そうなの」と流していました。「虫よけどうしよう」と考え始めたいま、ググッと気になる存在になってきたわけです。
こちらの「ゴキブリ、蚊に効果絶大! 自分でできるアロマ虫除け」に作り方が載っています。
# Gは、この4文字を見るだけでムシズが走るのでタイトルを載せたくなかった…。
また市販の虫よけスプレーを使うことで赤ちゃんへの影響が気になるなら、イクメンパパの目線から記事にされている「アロマの虫除けスプレーの簡単な作り方!赤ちゃんも安心^^」も参考になります。
こちら、アロマオイルがどの害虫に効果があるかわかりやすく書いてくれています。”においが強い”と説明されているゼラニウム、結構好きなので一石二鳥かも。
アロマオイルを扱うのが初めての方は「夏もアロマディフューザーを使うなら加湿機能はいらない」も参考になるでしょう。
日本の夏、金鳥の夏
蚊取り線香に戻るのもよいですね。古臭いイメージがありますが、長年使われ続けた実績と効果は無視できません。
改めてKINCHOのサイトを見てみると「金鳥の蚊取線香が未来技術遺産に登録されました」というニュースを発見しました。ニュースと言っても登録されたのは2013年のことですが。
蚊取線香と未来技術遺産、なかなか結び付きません(笑)
金鳥の蚊取線香が登録された「未来技術遺産」とは?
未来技術遺産とは、正しくは「重要科学技術史資料(じゅうようかがくぎじゅつししりょう)」といい、Wikipediaによると
重要科学技術史資料(じゅうようかがくぎじゅつししりょう)とは、国立科学博物館が定めた登録制度により保護される文化財を指す。
とのことで、選定基準は
- 科学技術(産業技術を含む)の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの
- 国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの
となっています。2008年から始まったようです。
KINCHOの蚊取線香が登録された2013年には「日本初の携帯電話」を理由として”ショルダーホン<100型> ”と”携帯電話 TZ-802B”が登録されています。
最先端技術としての携帯電話と、1890年に発明された蚊取線香が同じ文脈で語られるというのは、何とも不思議な感じがしました。
シーズン前の今から改めて考えてみる
アロマオイルからハンドメイドした虫よけスプレーを持ち歩くも良し、昔からの日本の伝統的な虫よけ、蚊取線香に頼るも良し。
シーズンに入ってから悩むより、早めにどんなものがあるのか情報収集しておくと良いですね。
あ、ベープマットという選択肢もあったな。こちらもセットするだけで簡単なので捨てがたいかも。